京都ぶらり散歩~「物は考えよう」と思ったこと~
日に日に春めいてきましたね。
私の普段は家ごもりなもんで、外出した時だけ、自然の変化から季節を感じています。
それを感じたのは、京都の病院の定期検診で外出した、先日のことでした。
「春」といえば、「桜」なんですが、私は他にも気になる植物があるんです。
それは、白い「ユキヤナギ」という植木。
名前だけ聞くと、「??」と思われるかも知れませんが、実物を見ると、「ああ、アレか…」と思われるかもしれません。私も数年前に名前を知ったもんで…^^;
(フリー写真より)
今の時期は控えめに咲いてるけど、本格的な春を迎えると、上の写真のように枝が「柳」みたいに伸びて、そこに白い小花をたくさんつけるのです。
そのさまが、躍動感に溢れてて「スゴい情熱的〜」と感じてしまいます。^^
そんな「ユキヤナギ」ですが、今回もそこかしこで見かけ、病院の休憩エリアにもあったのでパチリと撮ってみました。
最盛期の姿は見れないけど、今年も咲き乱れるのかな〜?
(病院のユキヤナギ)
病院を出たのが、午後3時頃。
特に行く当てもなかったので、「そうだ、鴨川を散歩してみたい」と思いました。
私がよく訪問させてもらっているブログのアミさんが、今年は今の期間、京都に移住して、鴨川の散歩も楽しまれている様子がブログに書かれてて、「いいな〜私も歩いてみたい」と思っていました。
「鴨川の散歩か…」健常な時に一度だけ、主人と愛犬と散歩したことあるな…もう10年以上も前のことだけど…
記憶しているのは、
どこだったか、川に飛び石があって、その間隔が思ったより広くて、恐る恐る飛んで渡ったこと…亀の形をした石もあったかな…?
トンビが人間の食べ物を狙って低空飛行してて、怖くて食べ物を隠していたこと…
秋だったから、イチヨウ並木の下に銀杏が落ちてて、嬉しくて拾ってみたら、臭くて(悪臭!)驚いたこと…笑
そんな、懐かしい思い出がありますね…
この身体になってからは、車から鴨川を眺めるだけになりましたが、去年の秋に紅葉ドライブで、偶然車を止められる穴場を見つけたのです。
ここは、駐車場じゃないので短時間になりますが、「ここなら、鴨川散歩ができるな〜」と主人と話していたのです。
鴨川は、堤防の下に遊歩道があって、歩く人、ジョギングする人、自転車の人…都会の中なのに、のんびりとした安らぎの時間が流れています。
「私も歩いてみたいな…」ずっーと車越しにそんな人たちを羨ましげに見ていたのですが、なんせ駐車場がないのです…
だから、車を駐車(停車)できるこの穴場を見つけた時は、嬉しかったですね。
また例の「駐車禁止除外指定車」のプレートを表示して、車から降りて鴨川を散歩することにしたのです。
でも!遊歩道を歩くには、堤防を下りなければなりません…
階段はあるけど、それは私には無理だし、どうしよう…
ふと、左側を見ると、スロープ状の坂があるではないですか!
ラッキー!!
ちょっと遠回りになるけど、これなら私一人でも歩行器で歩ける〜と嬉しくなりました。
この身体になって、初めて歩く鴨川…
相変わらず、トンビは低空飛行してたけど^^;、水鳥やシラサギもいて、のどかな一時を過ごしました。
この日は、日差しは暖かかったけど、風が強くてね〜^^;
体か持っていかれそうな強風が吹いてて、そうなると寒いのです〜
なので、10分程度の散歩で切り上げました。
主人も、病院で人疲れ?したのか、「心が洗われるな…」と言ってました。
私もリフレッシュできたし、また一つ、長年の思いが果たせたことが嬉しかったですね。^^
その後は、また大原から琵琶湖に抜けました。
琵琶湖にも遊歩道があって、ここも散歩してみたいエリアがたくさんあるんです。
日本は海に囲まれているのに、私は内陸育ち。
だから、琵琶湖は湖であっても、私にとっては「潮の香りのしない海」という感じですかね〜^^;
次は、ぜひここを歩いてみたいと思っています。
病院の定期検診…イヤと思えばイヤな日になるし、「その後どこ行こ〜?」と思えば楽しみな日になる…
昔の自分は状態も悪くて、イヤな場所、イヤな日だった。
今は、昔より身体の制限はあるけど、心の自由度は大きくなった。
だから、「幸せ」を感じるのは、身体が健常・障害とか関係ないんだな‥とわかった。
自分が物事をどう捉えるか、それによって変わるんだな…
昔、スピリチュアルな人に言われた事が、今になってハッキリ分かります。
「今までのあなたは、一つの窓から(物事を)見てたけど、これからは、たくさんの窓ができてきますよ」と。(^^♪
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