「母とは偉大な存在だ」と思ったこと‥

今日からまた新しい週が始まりました。
セキセイインコのピーちゃんは、すっかり元気になり、いつも通りになっています。
あの2週間前の瀕死状態は何だったの？と思わせるぐらいの変わり身です…^^;
調子の悪い時に一番嬉しかったのは、ピーちゃん自身から私の掌に潜り込むように入って来たことですね。^^
主人にも同じように潜り込んで来たらしいです。
たぶん、低体温になってたのでしょうね。
私はこの時に、「母鳥」になった気持ちで、ピーちゃんを両掌で包み込み、ヒーリングもしていました。
そして、この時とばかり、スキンシップを兼ねて、頭や羽根も撫でていました。笑
というのは、元気な時は一度も！スキンシップしたことがなかったんです。
というか、「させてくれなかった」のです。
自分の身体に触れられるのがイヤみたいでね…
指で何度か頭を撫でようとしましたけど、突かれて拒絶されましたから。^^;
そのくせ、私の肩にとまると、髪や耳を突いて遊ぶんです。
要するに、「自分はいいけど、されるのはイヤ」な自己中タイプなのです。
それが、元気な時でしたから、調子が悪い時は、「自ら」だったんで、嬉しかったですね。たぶん、この子は、母鳥に育てられてないのでしょうね‥

いいんだか、どうだか、今はすっかりいつものピーちゃん戻ってます‥^^;
まぁ、スキンシップはできなくても元気いっぱいなら、それでいいのです。それも愛おしいから…

ラッキーにも、先週は暖かい日が続きましたから、回復期にはもってこいで、ありがたかったですね。
だから、家でお留守番も心配いらなくなりました。

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（今日のピーちゃん。右は鳥のおもちゃです。鳥カゴの中では、おもちゃに話かけたり、突いたり…^^;　いつもピッタリ寄り添ってます。^^）

次に気になったのは、私の母のこと。
ようやく緊急事態宣言が解除され、先週、叔母が母の様子を訊いてきました。
「私も一年ぐらい面会できてないけど、変わりなく元気にやってるらしいよ」と答えました。
母のことは、地元の医師や介護士さんから聞いてるだけでしたが、他の人と身内では見る視点が違うしな…とは思ってました。

私が一番気になっていたこと…
それは、「私を覚えてるか？」というです。
母にとっては、「私」が一番だから‥です。
それを確かめるには、会ってみないとわからない…

施設に、もう面会ができるのか電話してみました。
すると、11月から予約制で、10分程度なら面会できるとのことでした。
一年ぶりに再会できる…嬉しいやら怖いやらの感情が入り混じりました。
「怖い」というのは、「母の記憶から私が消えている」という事実に直面するかも‥という思いでした。

そして、昨日、やっと母と面会できました。
医師や介護士さんから聞いていた通り、元気そうでした。
ですが、案の定、私のことは、「お宅さん」とか、「どちらさん」と言われてしまいました…
「私よ、私、〇〇」
マスクを外して、顔を全面見せたけど、わからなかったようでした…
認知症は、ドンドン記憶がなくなっていくと聞いていたんで、怖いけど覚悟はできていました、いつかこんな時が来ると。
そのせいか、そんなに悲しみに襲われることはなかったですね…
母の記憶に私が消えただけで、「私が娘である」という事実は変わらないんですものね。
変に感情に飲み込まれないようにしようと思いました。

母の記憶の現状は、どうも子供の頃に戻ってるみたいでしたね。
生まれ故郷の場所や、母の母（私の祖母）の名前まで、はっきり言えたんです！
これは意外でした！！
父（私の祖父）の名前は？と聞くと、「忘れた…」と言ってました。^^;

やっぱり母なんだな…
マザーアースとか、マザー〇〇って、よく耳にしますが、生命を宿し、育む土台は、「母」ですからね。
人も「母」の存在は大きいのだと痛感しました…

10分程度の面会でしたが、母が元気でいることが嬉しかったです。
そして、終始、笑顔でいてくれたことも。
愛想笑いかもしれないけど、怒っている認知症よりずっといい。
それに、笑顔だと、介護士さんにも可愛がられるしね。^^

別れ際、母から「〇〇(生まれ故郷）にも来て下さいね」と言われました。
母の中では、私はもう「他人さん」なんですね、少し寂しいけど…

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