学生時代からの繋がりに違和感‥〜刈り取りがやって来た!〜
長く生きてると、誰でも人間関係が変わっていくものですが、前々から、学生時代からの縁って、けっこう強力だなと感じていました…
ですから、波風立てないように付き合って来たのですが、3年前ほど前から何となくギクシャし始めました。
元はと言えば、私の年賀状の「卒業宣言」をしたのがきっかけなんですが。^^;
5年ほど前からでしょうか、高校時代の友達と私を含め4人でラインをするようになりました。
最初の1~2年くらいは賑わっていたんですが、そのトークルームに、私が、「今年を最後に年賀状を卒業します。」と書いたんです。
ちょうど、干支が最後の猪だったし、平成も終わる、私にとっては手書きが不自由…
そんな諸々が重なり、卒業するにはいいタイミングだと思って卒業宣言したんです。
なかなか勇気がいることでしたけどね。
近年、年賀状の卒業は、高齢者の終活の一環として知られていますが、私の年代では、まだ時期早しな行為だったと思います。
みんなの反応は、少し驚きつつも受け入れてくれたようでした。
ですが、案の定、それ以降のトークルームは賑わいがなくなりましたね…
それ以降、新年の挨拶くらいで、あとは誰も書き込みしないままの状態がずっと続いていました。
そして、年が明けて、この1月3日のこと。
何だか、私はもうここにいない方がいい気がする…
このグループトークルームから退こう…
ふとそう思いました。
そして、私のやろうとすることが、今度こそ友達に嫌われるかも…とか、和を乱すことになるかも…と躊躇しました。
ですが、それって、人の目ばかり気にして、自分の心の声を無視してることになるなと思いました…
そして、新年の挨拶のあと、今度はここを退くことを書きました。
かなり勇気がいることでしたね…
大げさですが、『清水の舞台から飛び降りる』みたいにドキドキしました。
今度ばかりは、皆に受け入れてもらえないだろうなと思いました。
それでも、やってみようと思いました。
たとえどう思われても。
『私は自分に正直でありたいから。』
そう書いて、今までトークルームで交流してくれた友達に感謝して退きました。
そのあと、メッセージを読んだ友達一人が個別に返信してくれたんです。
公務員の彼女は、和を大事にするし、絶対受け入れてくれないよな…と思っていたのですが、意外や意外、私の思いに同感すると書かれていたのです。
自分ももうすぐ退職するし、今は日常を楽しんでるようなことが書かれていました。
そのことが知れて、嬉しかったですね。
このことをグループトークでは、遠慮して書けなかったんだなと思いました。
私のやったことが、さらに彼女の今後の刺激になればいいなと思っています。
もう一人の友達は、まったく無言で反応がありませんでした。
実は、私は、この彼女に一番違和感を持っていたのです。
人は何ものにも縛られないのだと思いますが、彼女にだけは、私の腕を組まれているような感覚がありました。約40年間も…
同じ方向性ならまだ話がわかりますが、私と彼女は趣味も趣向も違うのです。
「高校時代に仲が良かった…」
それだけの理由で、ずっと付き合って行かなければならないのだろうか…?
成長とともに、友達って、自然と離れて行くものですよね。
ですが、彼女との場合、私に組まれた腕を私が外さない限りダメだなと思いました。
だから、私がこのグループルームを退くことで、やっとそれができたんだと思っています。
そして、もう一人の友達は、個人的にも交流のある友達です。
個別になると、本音をバンバン話し合いました。
別にケンカにはなりません。笑
相手の考えを尊重することを意識して、私の考えも正直に書きました。
これもグループルームでは、できないことです。
彼女の言い分は、学生時代の友達は、昔からだから分かり合える、個別よりも皆とトークすることに意義があることを書いてきたけど、私からしたら、グループルームはもはや機能していないのになと思いました。
こういう考えがあるから、退くことを躊躇したんですがね…^^;
でも、私の思いに揺るぎはなかったし、小さな違和感を持ち続けるよりも、またまた「これでいいのだ!」と思いましたね。
一昔前なら、私のやってることは、「身勝手」とか「冷たい」と思われたかもしれませんが、これからの時代は、誰に遠慮することなく、自分の進みたい道を進んでいいんだと強く感じています。
そして、自分を信頼するということは、自分の心の声に従うことかなと思いました。
私はグループトークルームを退いたけど、別に縁切りしたわけではありません。
そのこと、わかってくれたらいいけど。^^;
ホント、日本人は「和」とか「集団行動」って色濃いのだなと思いました。
『赤信号 みんなで渡れば 怖くない』
なんて、言葉がありますもんね…
子供の頃からそう教育されてますから、仕方ないのかもしれません。
ですが、私は自分が感じた違和感にフタをすることなく、これからも向き合って手放していきたいと思っています。(^^♪
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