私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです!

続・歯科における保険診療と自費診療の違い〜歯の根管治療〜

気づけば、10月も最終週になって来ました。
月日が経つのは早いですね…
そう言ってる間に、新年が来そうです。笑

 


今月から通っている歯科医院ですが、先日で3回目が終わりました。
初回はCT撮影と説明でしたが、2回目から治療に入っています。

私が根管治療をしたのは、これが4本目です。
そのうち3本は、健常な時に他院で保険診療を受けたんですが、4本目の今回は、初めての自費診療です。

まだ治療途中なんですが、今の段階で、私が体験した根管治療における「保険診療と自費診療の違い」について書きたいと思います。


自費診療で、まず最初に感じたのは、「医師の真剣さ」でしょうか。
だからと言って、保険診療が真剣でないと言いたいのではないですよ〜念のため。^^;
保険診療の場合は、項目ごとに点数があるので、診療に縛りがあるのです。
ですので、それを越えた診療は、点数にならないため収入に反映できず、多くの医師は、余計な診療をしないのだと思います。
この制度により、ベテラン医師と経験の浅い医師でも同じ金額になるのですが、腕のある医師にとっては、納得がいかないかも?しれませんよね…
これは、歯科医院だけじゃなく、医療全体にも言えることですけど…

保険制度は、患者にとって、費用が抑えられるありがたい制度なのですが、できる医師にとっては、保険診療は治療の限界があるので、自分の技量が発揮できないというジレンマがあると思います。
どういう医療形態を選択するかは、患者次第ですが、できるだけ後悔のない診療を受けたいところですよね。


ちょっと前置きが長くなりました。^^;
まず、根管治療における保険診療と自費診療の違いですが、細菌感染に対する処置がしっかりしているということです。
細菌感染防止には、「ラバーダム」というゴム状のシートを口内に覆い、患部だけを露出させる形で治療します。
これをすることで、細菌を含んだ唾液が患部へ侵入するのが防げますし、それによって再発しにくくなるそうなのです。
患者にとっても、歯の治療は口に器具を入れられ、削られる怖さがありますから、その点においても、露出しているのが患部だけなので安心です。(私は、いつも「舌」の置き場が気になって…^^;)

 

(ラバーダムを使った根管治療は、こんなイメージです。)


「ラバーダム」をして、口を開けた状態が40〜50分続いたと思います。(口は疲れます。体も硬直していたのか、翌日は肩コリになりました。^^;)
その間、ずっと目を閉じたままだったので、どんな器具が使われていたのか不明ですが、患部の洗浄、消毒はかなり丁寧にしてくださったと思います。
今現在、まだ少し歯茎の上部(骨あたり)が腫れていますが、ウミはまったく出なくなりました。

この処置を2週に渡り丁寧にしてもらったのですが、次回はいよいよ「MTAセメント」という薬剤を入れてもらいます。
このセメントも保険診療では使われないらしいです。
そして、詰め物をして完了となるのですが、今回の詰め物は、白いレジン(保険適用)で行けそうとのことでした。
前は銀だったんで、笑うと口元の端がかすかに光ってイヤだなと思ってました。
だから、それがなくなるんで嬉しいです〜^^

今回の歯の根管治療は、できる範囲は保険診療、必要ならば自由診療でというスタイルで治療してもらいました。
たぶん、こちらに来る患者さんは、同じような治療を望まれているんじゃないでしょうか。


自費診療があるせいか、患者さんの層が、車を見ればわかります。
「完全予約制」なんで、患者さんは少ないですが、高級車が多いですね。外車の人も!
やはり、そういう車の人は、年配の人が多いように思います。
そのなかでも、ウチは「軽自動車」ですから、ある意味目立つかも?と思っています。笑
医院に入ると、患者さんの身なりからして、普通なんですが…^^;


前の自分なら、車を見た時点で、経済格差を感じて臆していたでしょうね。現に、初回は強く感じました。
でも、回を重ねる度に、「私は、ここへ治療に来ているんだ。だから、それ以外(人のこと)は気にしない」という意識が強くなっています。

思うに、年配の人ほど、自分が持っている物で、権力や財力を無言でアピールしたがるのかなと思います。
私の亡父も、そういうとこがあったような…^^;
まさに、「昭和の時代」はそれが強かったですけど。

でも、今は、時代が変わってきています。
「権力や財力が豊かであっても、必ずしもそれが幸せに結びつくとは限らない」と気づく人が多くなってきたと感じています。
このことは、私も何となくわかっていますが、時々、「とは言ってもな…」と現状に引き戻す自分もいて、今、拮抗している状態です。^^;

 


歯の治療を「医院」で受けられる日が来たなんて、私にとっては嬉しいことです。
ずっと長い間、「歯科」といえば、血液の持病(血小板減少症で血が止まりにくい)のために、血液内科のある大きな病院しか行けませんでしたからね‥
でも、今は、自分で選んで医院にも行ける!
普通の人にとっては当たり前なことですが、私には、選択肢が広がって嬉しいことなのです。(^^♪

 

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