手放すと新しい道が開ける~自分次第だと思ったこと~
今週、また京都市内の病院へ定期検診に行って来ました。
今回の血液検査は、血小板数8万で、数値的には「まずまず」といったところでした。
私の場合、他の数値はほぼ安定してるんですが、血小板数値だけが大きく変動するんです…
なので、数値に一喜一憂してたら気持ちに振り回されるので、そこにフォーカスしないようにしています。^^;
今回は数値のことより、今一番気になるのは、「医療費」のこと。
以前のブログにも書きましたが、私は「特定疾患(難病)」で、ずーっと医療費の助成を受けてきました。
ところが、障害者手帳の追加申請をしたところ、等級が上がって、保険診療の自己負担額が全額免除になったのです。
早い話が、医療機関には無料で受診できることになったのです。(保険医療に限る)
患者側としては、ありがたいことですが、医療面としては「特定疾患(難病)」から外れることになっても問題がないのか、その辺が気になるところでした。
まず、「特定疾患」を発行している保健所に聞いてみると、そういうケースがあまりないのか明確な回答は得られませんでした。
先方の話によると、患者さんによっては、「特定疾患」と「福祉医療」の2つの受給者証を持つ人もいるし、「福祉医療受給者証」だけを持つ人もいる、とのことでした。
いづれにせよ、医師に相談した方がいいと言われました。
で、先日、受診時に主治医に訊いてみたのですが、医師には「特定疾患」は更新した方がいいと言われました。
そして、詳しいことは「院内の福祉掛」で訊いてほしいとも…
言われるまま、次は「院内の福祉掛」へ行ってみたのです。
「『京大病院』なんだから、私みたいなケースはいくつもあるだろう」と明確な答えを求めて…
ですが、こちらでも曖昧な回答で、職員さん的には「福祉医療」だけでもいいのでは…?という見解でした。
そして、「今後、この病気で入院が予測されますか?」と訊かれました。
私は、退院して7年も経ってるけど、一度も入院してないし…
だから、「もうないと思います」と答えました。
「特定疾患」は、入院中の食事代の補助があるとか…
でも、入院中の医療費は、「福祉医療」でカバーできると言われました。
実は私も、「福祉医療」だけでいいんじゃないの?という考えなんです。
「特定疾患」の更新には、医師の診断書(7700円!)、住民票(400円ぐらい?)などの諸経費がかかるし、他にも揃える書類もあって、けっこう労力がいるんです。
でも「福祉医療」だと、その受給者証を医療機関に提示するだけですからね…
患者としては、断然その方が楽なのです。
ここでも、保健所と相談してみては…?と言われるし、「ああ、ここでも、明確な答えはないのか…」と思いました。
ただ一つ言えることは、上に書いたように、
「患者さんによって、『特定疾患』と『福祉医療』の2つの受給者証を持つ人もいるし、『福祉医療受給者証』だけを持つ人もいる」ということです。
つまりは、「患者さん次第」という結論になると思うのです。
私の長年の心願「特定疾患(難病)」から外れたい…それはずっーと切望していたことだけど、今回は、病気の治癒ではないにせよ、チャンスが来たのです。
でも、いざチャンスがきたら、心がザワつくのはなぜだろう…
30年ほどずっーと毎年更新していたから?
もし、また持病がぶり返して、入院になったら?
持病に関連する病気にかかったら、「特定疾患(難病)に含んでもらえる…
そんなことは「福祉医療」でカバーしてもらえるとわかっているのに…
まだ起きてもいない未来を心配してもキリがない…
不安の種なんて、探せばいくらでもある…
それよりも、「なんとかなるさ、大丈夫!」と思い直し、フォーカスの視点を変えるようにしています。
未知へ踏み出すと、不安がよぎる…
これが、「人間の防衛本能」というものなのか…?
それは、命を守るためには、とっても大事なんだけど、それが邪魔になる時もある、特にチャレンジする時は。
「特定疾患」の更新手続きは、6月から始まります。
そして、その前に病院の定期検診が5月…
その時に、自分の意思を主治医に伝えたいと思っています。
私は、もう「特定疾患」の更新はしない。「福祉医療」一本で行くと。
私の決意は、医師に止められるかもしれないけど、とにかく話してみようと思っています。
この件みたいに、最近、「自分次第」という出来事が多くて、どういう選択をするのか、天から試されている気がします。
そして、その選択には、「手放す事柄」が含まれているように感じるのです。
「手放すと、新しい道が開けるよ」と示唆されているのかもしれませんね…
次回は、久しぶりに「京都ぶらり散策」を書いてみたいと思います。(^^♪
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