自分の体は自分で守る～統合医療への憧れ～

水曜日は、私の注射の日でした。
ちょうど昨年の今頃、私の注射薬が他の病気に使われだしたらしく、そのために生産が追いつかなくなって、毎週ペースが隔週に変わるという異例の使用方法になっていました。
ですが、この方法だと数値が落ち着かなかったのですが、先月からようやく薬剤の供給体制が整って来たので、また従来通りの「毎週ペース」に戻ったのです…約一年間でした。

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この状況を医師やケアマネさんからは、「良かったですね〜」と言われたんですが、正直、私の心境は複雑な気持ちでした。
確かにその事実は「良かったこと」かもしれないけど、私の内心は「これ、いつまで続くのだろう…」と手放しで喜べない気持ちだったのです。　

退院当初は、2~3年くらいかな?と思ってたんですが、なんのなんの、今年で8年目…
この調子でいくと、死ぬまで薬漬けと言うこともありえますからね…
おそらく、こんな風に多くの人は、死ぬまで何らかの薬と生涯を共にすることになるのでしようね。私の両親もそうだったように…（母は生きていますが、薬は手放せません）

いやいや、私はそうなりたくない！
薬の副作用で、他の病気になったことが何度もあるのに、また同じ道を辿っていいの?と自分に問いかけると、言わずもがな、答えは「NO」なのです。
ならば、自分からこのループを抜け出すしかないのです。
そんなことは、体調が悪ければ考えようとしませんから、裏を返せば、今の私は体調がいいということなんでしょうね、ありがたいことに。^^;　

まず、思いついたのは食事内容のことでした。
体は食べた物からなっているというのは、誰でも知っていることだと思います。
ですが、知っていても正しい知識がないから、誤ってしまうところがあるんですよね…
近頃、「食育」という言葉を耳にしますが、ウィキペディアによると、このように書かれています。

食育とは、様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。

これは、子供に食について学ばせる言葉のようですが、これって、子供だけじゃなく、全ての人に必要な教育ではないかと思うのです。
特に、私のような慢性病や、生活習慣病と言われる病気などに。
キチンと知識を得ることで、自分で病気を防げると思うし、そのうえ国の財政を圧迫している莫大な医療費も軽減できるのになと思うのです。まさに一石二鳥なのに…

前にも書きましたが、医師は病気になった人を治療する人であり、病気にならないように指導する人ではないのです。
だから、病気にならないようにするには、一人一人が正しい知識を持つことに尽きると思うのですが…

このことからも、病院に「食育科」とか「予防医学科」とかできたらいいのにな…なんて思います。
ですが、病院と製薬会社は利権がらみで繋がっているとか闇の話も聞いたことがありますし、それがもし本当なら、患者が予防医学に目覚めて欲しくないかもしれませんね。
悪く言えば、一生、病気でいてくれる方が、経済的に潤うのかもしれません。

そういう闇な一面はあるかもと思いますが、一方では、予防医学を広めようとしている医師もいます。
病院ではまだ動きはないのですが、YouTube動画では、そんな医師も出てきて、先行きが明るくなってきたなと感じるのです。

自分にも言えることですが、人の根底には、やはり「お金」の存在が大きいんだなと感じます。
体にいいといわれることは、大抵はお金がかかります。
そうだとわかっていても、「安い、お得な方」に、ふと気持ちが傾いてしまうんですよね…
だから、予防医学的な分野は、保険診療ではないから受診をためらってしまうのかもしれませんね。
自由診療は、自己負担額が100%ですし、保険診療なら、30%ぐらいですから、やはり保険診療に人が流れるのは仕方のないことでしょうね…
でも、大きな視点でみてみると、自由診療はその時は「高いな」と思っても、あとあと得になることもあるのです。
それは、お金に変えがたい「健康」というものが手に入ったりすることもあり得るのですから。

今の病院は、手術したり薬を飲んだりと西洋医学が主流なんですが、これからは、代替医療などの東洋医学の分野も一緒になればな…なんて思います。
つまり、「統合医療」と言われるような病院ができればな…なんて思うのです。

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