私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです!

私の小さな社会貢献〜愛と感謝の表現〜

明日は冬至で、土曜日はクリスマスですね。
今週は行事が色々ありますが、元気で楽しく過ごしたいですね〜^^


そろそろ来年のカレンダーが気になる時期になりました。
私が2015年くらいから毎年続けていることがありまして…
それは、「盲導犬のチャリティカレンダーの購入」なんです。
当時、何気に聴いていたFMラジオから、このことを知りました。
カレンダーの購入金額は、全て盲導犬の育成に当てられると。
こんな私でも小さな社会貢献ができるんだ…
ぜひ、その企画に参加したいと思いました。
その年からずっとですから、今年で7回目くらいになります。
今年も申し込みまして、先日、来年のカレンダーが送られてきました。

私が「盲導犬」の活動に興味があるのは、単に犬が好きなだけではないのです。
もう一つの理由は、犬が「目の不自由な人」の助けとなり、心の支えにもなるからなのです。

 

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今から9年くらい前のことなんですが、私は、またいつものように数値の問題で入院になりました。
そして、入院になった血液内科の病棟は、その棟に加えて2床だけ「眼科」の病棟にもありました。

血液内科の入院患者さんは、白血球が少ないために免疫低下している人が多く、家族でも消毒しないと面会できません。
ですので、病棟入口は消毒エリアがある2重扉になっていたのです。
(イメージは、北国の2重玄関みたいな感じ)
そこで手洗いして、マスクして、やっと病棟に入れます、今のコロナ対策みたいですね。^^;
それぐらい、「菌」に対しては厳重警戒されてました。
ちなみに他の病棟は、誰でも自由にイケイケでしたけど。


この時も、私は「血小板の数値だけの問題」の入院でしたから、途中から眼科病棟にある2床のベッドに移動することになりました。
血液内科の病棟は新館でしたから、設備も良くて気に入ってたのですが、眼科病棟は旧館で少し古びてましたね。
でもまぁ、私はお陰さまで元気でしたから、「一番問題ない患者」と判断されたのでしょう。笑
ですので、眼科の患者さんと一緒の病室に入院になったのです。


ほとんどの患者さんは年配(70才前後)で、確か「加齢黄斑変性」という目の病のために手術を受ける人ばかりだったように記憶しています。
入院期間も3日ぐらいでしたね。
毎日、病室の誰かが、「行ってくるわ〜」と手術室に歩いて出かけられ、30分くらいで戻って来られました、片方の目に眼帯をして。
私は違う科だから関係はなかったけど、それでもドキドキしながら見送っていました。
もし同じ病だったら、もっと怖かっただろうなと思います…

一番衝撃的だったのは、両目を眼帯した人が、両手を前に伸ばして、廊下の真ん中を歩いていた姿を目の当たりにしたときでした…
片方の目でも不自由なのに、両目なんて…
かなりショッキングな光景でした。


そして、私が脳出血した最後の入院、血液病棟ではー
同じ病室に、治療で血小板が減少して、眼底出血を起こして目が見えなくなっている人もいました。
そう、私のように、病気で血小板減少する人もいれば、他の病気なのに、その治療の副作用で血小板減少を起こす人もいたのです。
私も、脳出血を起こすぐらい血小板が減少した時は、白目が真っ赤になって、医師が「目が見えますか?」と心配されたぐらいでした。
幸い、私は白目出血だけで眼底出血は起こしておらず、目はハッキリと見えていました。


こんな経験をしたもんで、「目が見えることは、ありがたい」としみじみ思えるのです。
「目が見えること」なんて、普通の人にとっては、当たり前なことだけど…
考えてみれば、血小板、つまり止血作用は、体の全てに通じる大事な機能なんだと、この時にハッキリわかったのです。


思えば、私はこの血液の病気から、たくさんの経験をし、たくさんの人達と出逢い、たくさんの気づきと学びをもらいました。
だからといって、私ができることは特別何もありませんが、こうしてチャリティに参加することで、微力ながら役に立てるかなと思って続けています。

お陰さまで、今の私は、年々元気になっています。
とっても有り難いことだから、それを自分だけのものにせず、周りの人達にも広げていきたい。
そういう思いから、毎年このチャリティに参加させてもらってるのです。

 

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12月もあと10日になりましたね。
来年2022年は、どんな一年になるんだろう…??
世相はどうであれ、私個人は良きこと多い一年にしたいな〜(^^♪

 

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