私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです!

『さんふらわあ』での船旅を終えて~2日目(鹿児島ドライブ)~

前回は、『さんふらわあ』に乗船した日(1日目)のことを書いてみました。

 

『夜の海』というのは、当然ながら真っ暗ですが、部屋のバルコニー(ベランダ)にはフットライトが点いていたので、ちょっと出てみることにしました。

でも外は吹き飛ばされそうなぐらい風が強かったので、怖くてデッキの手すりにさえ近づくことができず、主人の腕にしがみついていました。

『海に飲み込まれそう』という気持ちが強くて、それに海風がまだ冷たかったので、早々と室内に戻ることに。

バルコニーには、デッキチェアが2脚ありましたが、こんな風だったので、そこに座ることは一度もありませんでした。

(もう少し風が穏やかで、暖かい季節ならば座れたかもしれませんが。笑)

 

2日目(鹿児島ドライブ)

翌朝9時前に、鹿児島の志布志港に到着し、客室内には、混雑緩和のために下船順のアナウンス放送が入りました。

順番は、(貨物車の)トラック運転手、徒歩、自転車、バイク、マイカーの順で、誘導があるまでは室内待機です。

私たちが下船できたのは、9時半頃でした。

 

余談ですが、アナウンスで『自転車』と聞いた時、私は『ママチャリ⁈』を想像して、一人でうけていました。笑

たぶん、『ロードバイク』のことなのでしょうね。

 

そうそう、乗船時と下船時に、新旧2種類の『さんふらわあの唄』が 流れていましたよ。笑

ちなみに私が前にアップした YouTube の『さんふらわあの唄』は、昨年の新造船に伴ってカバーされたようです。

昔(旧)は男女のコーラス調の歌でした。

↓そう、こっちの方です。私が子供の頃に聴いていたのは。笑

 


さんふらわあの唄

 

マイカー出動!山間部から海岸線へ、道の駅も

時刻は10時近くになっていたので、急いでカーナビをセットしました。

ぜんぜん観光地をリサーチしていなかったので、とりあえず海岸付近の『道の駅』を目指すことに。

港から車を走らせると、そこは、大都会の大阪を見てきた私たちには、まるで過去にタイムスリップしたような景色に感じられました。

それに、ちょっと人の気配がない錆ついた看板のお店も所々目につきました。

 

ドライブコースは山間を突き抜けて海岸線に出るルートを選んだのですが、山間部分は、よく見かける馴染み深い風景でした。

新緑の山々、満開のさつき、 それに田植えがちょうど終わったみたいで、田んぼにはカエルの鳴き声、それにシラサギもいて、ここでものどかな風景が広がっていました。

 

カーナビの道案内通り進んで行くと、山道の途中で「ルートを外れました。リルートします。」のアナウンスがあったので、私たちはどこかで道を間違えたようで…

もう戻る気はなくて、この山道を超えると海に出るだろうと思い、そのまま進むことにしました。

すると、どんどん険しい道になってきて、本当に私たちは海岸線に出られるのだろうかと少し心細くなってきました。

でもそのまま恐る恐る進んでいくと、ようやくパッと景色が開けてきたのです。

新緑の山の向こうには、海が広がって『桜島』も見えていたので、このルートで間違いないとほっとしました。

 

 ↓これも霞んでいますが、桜島も写っています。

 

ようやく海岸線の道路に出ることができて、目指すはその近くの『道の駅』でした。

鹿児島らしい食事ができたらいいなと思ったからです。

ちょうど12時ぐらいだったので、お昼もそこで食べることにしました。

私は桜地鶏の唐揚げ定食、主人はカンパチの刺身定食

食べた感想は、ここでも、可もなく不可もなく、普通に美味しかったですね。笑

食後は、鹿児島のお土産、つまり帰りの船内でのオツマミを買うことにしました。

 

その道の駅は、桜島を見ながら足湯もできるらしく、何人か楽しんでいる人がいました。

私はこの情報を知らずに行ったので、タオルがなかったから諦めたけど、私も足湯したかったな…

 

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ちょっとだけ『桜島』をドライブ

その道の駅を出たのは、1時半頃でした。

4時過ぎには港に着かなければならないので、港を目的地にカーナビを設定することにしました。

帰りのルートにはちょうど『桜島』があったので 、この際だからちょっとだけ見ていこうと、 近くまで行ってみることに。

『桜島』は、一周ぐるっと道路で囲まれていて、ドライブするには最適なコースです。

でも一周するとなると乗船時間に間に合わないので、1/3?ぐらいの距離を走って、引き返すことになりました。

ちなみに、この道路は『溶岩ロード』とも言われていているそうです。

 

昨年 NHK 大河ドラマで『せごどん』が放送され、鹿児島が注目されていたと思います。

私たちが乗った『さんふらわあ きりしま』も昨年、新造船デビューしたようですし、さぞかし賑わったことでしょうね。

今年はブームが去って落ち着いた頃だったので、ちょうどよかったのかもしれません。

 

最後の目的地は『さんふらわあ』停泊中の港

桜島から港に帰るルートは道が良くて、 海岸線の景色を見ながらドライブすることができました。

通り沿いに、『カメダ珈琲』という亀のイラストの看板のお店が見えて、「これって、もしかしてコメダ珈琲をもじってる⁈」と爆笑してしまいました。

他にもこうゆうパロディなネーミングのお店をちらほら見かけましたよ。笑

 

港には4時過ぎに到着し、要領は行きと同じなので、とまどうことなく客室まで入ることができました。

出航は6時過ぎでしたが、さすがに眠気と疲れで、外に出て展望デッキから景色を眺める気力がなく…

なので、室内の窓際に座って、バルコニーから出港風景を楽しむことにしました。

出港間際、『蛍の光』のメロディーが流れてきて、「ボーーーッ」という汽笛の合図とともに船がゆっくりと動き出しました。

この汽笛を聞いた私は、またまたウルウルしてしまったのでした…

 

ずいぶん長くなってしまいました。

この続きは次回に書いてみたいと思います。