日本は平和で恵まれているなと思ったこと
今日は、まるで冬に戻ったような一日となりました。
この寒さで、桜の満開も伸びそうな気がします。
去年は満開日が異常に早くて、4月早々にはもう桜が散っていたのを覚えています。
なので今年も早いのかなと思っていたのですが、そうではなかったですね。
予想を裏切る?のが、『自然』だなと思います。笑
新元号は予想外の『令和』
『予想を裏切る』で思ったのですが、新しい元号は『令和』決まりましたね。
ちまたでは、新元号の予想合戦が繰り広げられていたようで、最初の一文字が『安』や『永』ではないかとささやかれていたようです。
でも結果は、『令』の文字だったので、予想が見事に外れたことになります。笑
いずれにせよ、 平和な世の中であればそれでいいと思います。
その元号発表のニュースをテレビで見て驚いたのですが、それは大勢の人たちが我先に号外新聞を求めてもみくちゃになっていたということでした。
その号外を手に入れた人たちは、新聞が破れていたり、クシャクシャになりながらも、苦労して『もぎ取った』という感じがしました。
一体、その号外新聞にどれだけの価値があるのでしょう…?
新元号が分かったと言うだけでは満足できないのかな…?
ニュースを見ながら、そんなことをぼんやりと考えていました。
号外新聞でもみくちゃになる光景は、なんだかんだ言いながら、日本は平和な国だなと思いました。
もしこれが飢えた国ならば、新聞なんて興味がわかないでしょうね…
自分が生きていくことで精一杯なのですから…
私の病気『特定疾患』の医療費
私はもう30年来の血液の病気で、『特発性血小板減少性紫斑病』という長い病名がついていますが、簡単に言えば、血小板が少なくて血が止まりにくい病気です。
血小板が少なくなる以外は、痛くも痒くもない病気なので、長い間、全く普通の生活をしてきました。
なので、 QOL(生活の質) を下げる病気ではないのですが、 血小板が異常に少なくと、最悪私のように脳出血を起こし、運が悪ければ命を落とすこともあります。
私は奇跡的にも一命を取り留めたのですが、 そのためにちょっと不自由という後遺症が残ってしまいました。
ですが、この病気になったからといって、医療費で苦しんだということはありません。
私の病気は特定疾患なので、国が医療費の補助をしてくれています。
この病気になった当時(20歳頃)は、医療費は無償でした。
ですが、最近は世帯の収入額によって負担金額が決められています。
私が5年もリハビリを受けられたのは、リハビリの自己負担金の支払いが全くなかったからです。(もし支払っていたら、2年ぐらいだっただろうなと思います。笑 )
最初の頃、ケアマネさんにリハビリ費用を聞くと、私の場合は『特定疾患として医療費に含まれる』ようでした。
特定疾患は、一か月の上限負担額が決められていて、私は一回の注射で上限額に達してしまうので、その後はいくら医療を受けても、自己負担金が発生しないのです。
とはいえ、毎月医療費を支払っているので、苦しくないと言えば嘘になりますが、高額医療費の支払いがある人のことを思えば、ずいぶん助かっていると思います。
医療保険、介護保険という恵まれた制度
日本では、全ての人が医療を受けるために、国民皆保険(皆保険) 制度をとっています 。
そのために、国民の医療費の自己負担額が軽減できているのですが、世界には保険がない国(アメリカなど)があると聞いています。
そういう国は、日本人よりも健康に対しての意識が強いだろうなと思います。
保険がないと、病気になれば全額自己負担ですから…
また介護に関しても、昔は、老人ホームは『姥捨て山』と言われ、親の介護は子供が見るものという風潮が強かったのですが、今は介護保険なるものが出てきて、そういう施設やサービスを利用することで、家族の負担も減ってきていると思います。
まだまだ問題点はあるとは思いますが、総合的に見ると、昔に比べていろんな面が少しずつ良くなってきているのではないかなと思います。
特に、昨日の号外新聞の人だかりを見て、日本は平和で恵まれているなと思いましたね。笑
明日は病院に定期検診に行く日です。
血小板が20万を超えたら、注射の薬剤を減らしてもらえるので、今回はどうなっているかな…
そして前回は桜並木が冬木だったのですが、今回はどんな風に変身(笑)しているかが楽しみです♪