私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです!

外堀(バックグラウンド)から病気にアプローチする~定期検診でのこと~

今年は、まだ5月なのに梅雨入りだなんて、異例の早さです…
せっかく爽やかな季節を楽しんでいたのにな。^^;
蒸し暑かったり、肌寒かったりと体感が変動しやすい時期ですが、心は穏やかにいたいですね〜^^

 今週は、定期検診で京都市内の病院へ行ってきました。
この日も雨でしたが、小雨が降ったり止んだりの「雨時々曇」という感じの一日でした。

 

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退院の時から私が続けている注射ですが、昨年から供給が難しくなって、毎週のペースから隔週になって、一度に倍量を打つという時間稼ぎのような苦肉の治療でした。

確かに、理論上は正しいのですが、そうは思い通りに体は反応してくれず、ペースが変わってから数値の乱高下が激しくなりました。特に昨年秋ぐらいから。
今回も、血小板の数値が2.9万でした。

 

そして、ようやく今月から供給ができるようになったので、今回からまた毎週のペースに戻すことになったのです…
昨年は、もしかして注射からおさらばできるかも〜?と内心喜んだんですが、また振り出しに戻ってしまいました。^^;

 

色いろあった一年でしたが、今の私は、隔週ペースだと倍量がいきなり入るので、体が受け付けないんだろうなと思います。
自分の体に現れた症状のことを病院の医師、地元の医師に何度か話したのですが、私が納得する回答は得られませんでした。お医者さんは、理論脳な人が多いからなぁ…^^;

 

そもそも私の病気自体が「自己免疫疾患」という血液の難病ですし、治療が確立していないから、医師も手探りなところがあるんですよね…
ということは、ある日突然、治ってもおかしくないんですよね…?
ますます、この病気から卒業するぞ!と闘志がみなぎって来ました。笑

 

だからといって、「病気と戦う」という意思は持ってないのです。
私の病気は35年来の慢性疾患ですし、ここは自分の体のお医者さんにならないとなと真剣に思いました。

病気は、食・生活習慣、考え方・捉え方などを改めるサインだと思いますので、これからは、病気と直接関係がない「バックグラウンド」を自分なりに整えていきたいですね。

 

診察が終わると、注射を打ってもらうため「処置室」という場所に移ります。
そして、看護師さんが用意してくれるのを待つのですが、今回は出入り口の付近だったので、何気なくボーっとその辺りを見ていました。
すると、突然、昔の担当医師だった先生が入って来られ、バッチリと目が合ってしまったのです。

 

昔の担当医師…もう10年以上も前のことなんですが、当時私は婦人科も治療していたので、この担当医師には何かとお世話になっていたのです。
ですが、ある年にこの担当医師が教授に昇進されたのです。
それでも外来診察はされてたんですが、専門外の患者を減らすためか、私の担当医ではなくなってしまったのです。
私の勝手な思い込みですが、「見放された」ような気になってしまいました。
もう一方の私は、教授になられたから業務が増えるし、専門外来に集中したいだろうな…と理解ある自分なのにと、2つの思いが拮抗していましたね。

 

入院中には、「教授回診」というのが、どの科でも毎週、必ずあるのです。
「白い巨塔」のドラマをご存知の方なら、イメージして頂きやすいかな。
でも、その医師は、あまり偉そぶった教授ではなかったですけどね。

でも、私にとっては、教授(昔の担当医)には、あまり会いたくありませんでした。
脳出血してからは、リハビリと教授回診の時間が重なってたんで、病室を離れることができると、内心喜んでいました。

 そして、退院してからは、診察室が隣同士なのに、一度も面と向かったことがなく、待ち合い廊下では、医師が通り過ぎる後ろ姿を見かけただけでした。

 

2~3年前くらい前かな、突然、気になりだしたのです。「あっ、先生にお礼言ってない! でも、退院からだいぶ経ってるしな、いまさらな…」と。
退院当時は、ぜんぜん気になってなかったのに(自分に余裕がなかったから?)、気になり出すと、自分の診察室にも近づきたくなくなりました…
だから、先日の「処置室」でバッチリと目が合ってしまった時は、「いよいよその時が来たな」と思いましたね。^^;

 

教授(昔の担当医)の第一声は、「お久しぶりですね〜」でした。
私もやっと面と向かって、「7年ぶりです。その節はお世話になりました。」と言え、これで長年言えなかった感謝の言葉が言えたのです。

もう病院へ行っても、変に気にしなくてもいいんだと思うと気が楽になりましたね。
こんなことで何年もウジウジ思ってたなんて、「私って、気がちっちゃいよな〜」と改めて思いました。^^;

 

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ここでふと波動の話を思い出しました。
「波動が高い」というのは、「ダメだな」と思う自分もちゃんと認め、受け入れられるということなんだそうです。
ダメな自分って、イヤだし見たくないし、認めたくないですよね…
でも、「波動が高い人」は、それをもちゃんと受け入れているのだそうです。

私はといえば、まだ「受け入れる」はできてないけど、かろうじて向き合うことはできてるかな…?^^;

 


先日、動画の医師が話されてる言葉が胸に刺さりました。
「ドブ川に、魚を放流したいと思わないでしょう?」と。
便秘気味な私は、「そりゃそうだ」と納得しました。^^;

とりあえず今は、食習慣を変えていくことに専念します。
「永遠に」となると辛いけど、とにかく今は整えることに集中したいですね。(^^♪

 

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