運転免許証も断捨離の対象⁉
今日は雨がちょっと降ったものの、曇り空が広がる一日でした。
気温は若干低めで、この時期特有のムシムシした暑さは感じられなかったですね。
先日、『運転免許証更新連絡書』のハガキが届きました。
私は18歳で運転免許をとった、と言うか父に取らされたので、 『ドライバー歴』としては30年以上の一応ベテランの域に入ります。笑
ところが実際は、いわゆる『ペーパードライバー』というもので、健常な時から運転するのが好きではなく、公共交通機関(バスや電車)の方が好きなタイプでした。
だからドライバーと言っても初心者レベルで、形だけの『ゴールド免許』なのです。苦笑
昔の『運転免許証』の世相と『教習車』の過去と現在
私が生まれた頃(昭和40年)、世の中はまだ『車社会』ではありませんでした。
亡き父が車の免許を取ったのも、私が生まれてから2~3年後ぐらいだったと聞いています。
その頃『車の免許』といえば、『男性が取る資格』のイメージが強かったからか、母を含め車の運転ができない女性が多かったように思います。
現に私の友人の母親も免許証を持っていない人がほとんどです。
だから、母の世代で車が運転できた女性は珍しかったでしょうね。
私の世代は免許が取れる18歳になると、進学・就職に関係なく周りの友人達も次々に車の免許を取り始めました。
「車の免許は一生ものの資格だから」という意識もあったと思います。
それに、履歴書の資格欄にも『 車の免許を取得している』と堂々と書けたのです。
私は書けるような資格が少なかったので、資格欄に車の免許が書けることがありがたかったのです。笑
今は、教習所での車は『オートマチック車』だと聞いたことがあるのですが、この場合はほぼハンドルさばきに気をつけていたらいいことなので、免許が取りやすいでしょうね。
私の時代は、『マニュアル車』と言うクラッチ操作で免許を取らなければならなかったので、教習所へ行くのが苦痛で苦痛でなりませんでした。笑
マニュアル車は、足のペダルが三つあって、 左手でダルマ状の変速機も操作しなければならず、それに右手はハンドル操作と忙しい…
とにかく両手両足を使わなければならないので、気が休まる時がありませんでした。
私は頭で考えてしまうところがあったのでスムーズに操作できず、それでもヘタなりに教習所を卒業する頃にはやっとこさ慣れたものです。
あの私が四苦八苦したクラッチ操作が、『オートマチック車』だと不要なんですものね…
家の自家用車はオートマチック車だったので、なんと操作が楽だったこと。
あの悪夢のような教習所のマニュアル車のクラッチ操作は何だったんだろう…
時代は便利なオートマチック車に変わりつつあったのに …
免許証を自主返納する勇気と潔さ
最近は、車のペダルの踏み間違いで大変な事故になっているニュースが多いですね。
私の親世代を含めた高齢者ドライバーが、問題になっているケースをよく耳にします。
車が出始めた頃は、みんな若かったので、そんな問題を考えもしなかったと思いますが、 時代が流れると新たな問題が浮上してくるものですね。
今は安全装置が搭載された車が出てきてるようですが、 それ以前に運転する人のモラルが大事なような気がします。
車を運転するということは、自分にとっては便利だけれど、一歩間違えると人を傷つける凶器にもなるということを頭に刻みつけておかなければいけないと思います。
辛いとは思いますが、免許を自主返納する勇気や潔さは必要でしょうね… (これは自分自身のことでもあります)
話は最初に戻りますが、免許の更新連絡書のハガキが届いたことで、今回から更新を止めようかなと思っているのです…つまり免許証を返納しようかなと。
もし私が20~30代だったとしたら、車を改造してもう一度乗るかもしれません。
でももう若くはないし、先に書いたように私は運転が好きじゃないから、別になくてもいいような気がしています。
前回は、2014年の退院した年に「次の更新(5年後)はどうなるか分からないし」と一縷の望みを持って医師に診断書を書いてもらい、免許更新をしました。
その5年後である今回は、身体の状態はそのままだし、自分が運転する気もないので思い切って返納しようかなと思っています。
今は運転免許証といえば、完全に『本人確認証明証』として使っているだけですしね…
この免許証も、アップライトピアノと同じように、昭和からのものなので未練といえば未練があります。
古い物ほど執着が強いですね…苦笑
でも今は断捨離を頑張っている最中なので、この免許証も対象物と考えています。
免許更新は9月まで猶予があるようなので、それまでにどのようにするかをキチンと決めたいと思っています。