共感はするけど共鳴はしない…友人のメールより
今までにない症状(^^;)
前回のブログでは、定期検診に行った時のネガティブな出来事について書いてみました。
ここ数年は、血液検査の結果がずっと好調だったので、「この調子だと病気から完全におさらばできるかも?」と喜んでいましたが、そうはうまくいかず…苦笑
今日は久しぶりに、体じゅうに小さな斑点ができていて、 これを見るとちょっと気分が萎えてきます…
それに、もう忘れたいと思っていた脳出血の記憶がフラッシュバックしてきて、怖みがさして来たり…
正直、気持ちがちょっと揺れ動いています…
でも、きっと「神様のお試し」だと思うから、気分を前向きに乗り越えようと思っています。
友人からメール…母の病気
もう一か月ぐらい前のことなのですが、友人からメールがありました。
彼女は私と同じ関西人なのですが、関東の人と結婚して、そこで暮らしています。
お互い連絡するのは、数ヶ月に一度の近況メールぐらい。
その彼女が最近、実家のお母さんの闘病のために、関東と関西をしばしば往復しているようなのです。
治ったはずの『ガン』が再発したらしく…
昨年、お母さんは手術や抗がん剤の外科的な治療をし、彼女は神社巡りや『毎日1000回ありがとうを唱える』などをしていたようです。
その努力が報われたのか、「末期だと言われていたガンが奇跡的に消えた」と喜びのメールをもらいました。
「よかったね~」とお互いに喜んだのですが、先日のメールでは「再発した」と書かれていました…
「今回の再発は、医師が見逃した。だから信用できない。医師または病院を変わりたい。
でも高齢の母には肉体的に厳しい …母は治療より趣味のスポーツを楽しみたいと言っている。私はどうしたらいいと思う?」
かなり短く書きましたが、こんな内容のメールでした。
私は、父を8年前に亡くしているし、私自身も8ヶ月も病院にいた経験もあるから、たぶん友人は、病気の親について私の考えを聞きたいのだろうなと思いました。
問題に直面している当人は、ぐるぐると堂々巡りで、どうしたらいいかわからなくなるものです。
それは私も痛感しています。自分のことほど見えなくなるから。
問題からちょっと離れて「俯瞰してみる」ことが大事で、それに他者の言葉で意外な気づきがあったりもします。
友人には、(略していますが)こんな内容を返信しました。
「医師や病院を変えても、病気は良くならないじゃないかな…
お母さんが楽しみたいことをさせてあげる方がいいと思う。
それに、ガンは精神的な事で消えた話はよく聞くよ。」
彼女からの返信はありませんでしたが、それから数ヶ月後、また友人からメールが来ました。
「以前は、親には長生きしてほしいから必死でやってきた。でも誰でも寿命はあるし、今は、自分の好きなことをしてほしいと思うようになった。」と。
彼女自身が、母親を通して死生観を持つようになったらしく、嬉しくなりました。
「あなたが、元気で笑顔でいることが一番の親孝行だと思うよ」
と私も返信しました。
「それに聞くところによると、この世よりあの世の方が良いみたい。私たちはあの世を知らないから「怖い」と思うけどね。私たち50代は、親の人生の幕引きを手伝ってあげる年代。 お母さんが楽しいと思えることに協力してあげたらいいと思うよ。」
と付け加えました。
『共感するけど共鳴(共振)はしない』
私の返事が、彼女の慰めになったかどうか分かりませんが、 ただ同調だけはしないでおこうと思いました。
彼女の気持ちは痛いほど分かる。
ただ「辛いね、苦しいね」だけの慰め言葉で終わっても、彼女の心は癒されないなと思ったのです。
彼女のメールに対して 『共感しても共鳴はしない』というを言葉を思い出し、返信しました。
共鳴(共振)とは、同じように振動するということですが、これは一見相手を思いやるように見えますが、そうすると、お互いそこから抜けられなくなるらしいです。
自分が違う周波数(次元)でいると、相手が自分に合わせようと周波数を上げてくると聞いたことがあります。その時に、相手のネガティブなものが抜けていくとか…
共鳴について、YouTube で科学的な実験がありましたので、ご参考までに貼り付けておきます。
彼女も昔から『占い』とか『目に見えない系』が好きなので、たぶん、私のメールの意図することを理解してくれたんだと思います。
でなかったら、私は「非常に失礼なヤツ!」と思われたかもしれません。笑
彼女のメールにも書きましたが、私たちは、親の人生の最期をサポートする年代でもあります。そして自分の人生も大切にする…
『終わりよければすべてよし』とも言いますし、とにかく与えられた命を精一杯、輝かせることができれば…と思っています。 (^^♪