『思いやり駐車場利用者証』使っています^^
今日の午前中、私のケアマネさんと看護師さんが訪問に来てくださいました。
今のケアマネさんは1年半ぐらいのお付き合いですが、看護師さんとは初めてお会いしました。
まだ30代とお若くて、 とても話しやすい穏やかな雰囲気の方でした。
こんなふうに新しい出会いは、医療関係とはいえ、健常だった時よりも多くなっています。
『自分の希望は伝える、でも結果は期待しない』
私はこの3月にリハビリを卒業したのですが、そのことについてケアマネさんから「不自由はないですか?今の生活で困っていることは?」などの質問を受けました。
室内での家事はほぼできるようになりましたが、実のところ、室外ではまだまだ不自由なことが多いと感じます。
今は、家から一歩外に出ると主人に頼りっぱなしになっていて、「このままでいいのかな」と思いながらこのスタイルを続けています。
主人は特に不満を言ってるわけではないので、私が気を揉みすぎなのかもしれません。
ただ、時にはヘルパーさんにもお願いしたいかなと思っているのですが。
以前からケアマネさんにそんな話をしていて、市の方に尋ねてくれたらしいです。
その話によると、障害の等級によっては補助が受けられるらしいのですが、私の級(4級)ではサービスが受けられないとのことでした。
無理と言われれば仕方ありませんが、とにかく自分の希望は再び話しておきました。
とある方が動画で、「自分の希望は伝える、結果は期待しない」と話されていたので、私も一応はできたかなと思っています。後はどうなるか分からないけど…笑
『思いやり駐車場利用者証』と『駐車禁止除外指定車』証
6月の終わり頃、特定疾患の更新に保健所に行った時、そこで「思いやり駐車場利用者証」の申請もできると知り、 早速申請して駐車場の証明証を発行してもらいました。
私は京都府民なので下のような利用証となっていますが、他府県でもこのような利用証があると思います。
これは車椅子マークの駐車場を利用する場合、この利用証を車のルームミラーにかけておくと「体が不自由なのでこの駐車場を使っている」とアピールすることができるのです。
家の車には『車イスのステッカー』は貼っていましたが 、こんな『駐車場利用証』があるなんて全く知りませんでした。(もっと早く知りたかった。)
『車イスのステッカー』は100均などでも売られているので、誰でも買うことができます。
手軽だから買いやすいのですが、悪く言えば『悪知恵』を働かせて使うこともできるのです。
ですが、この『利用者証』は福祉課に申請をしないと発行してもらえないので、こちらの方がだんせん信頼性が高いのです。
ただ、この利用証は『車椅子マークの駐車場』を利用する場合に使えるのであって、公道での駐車(路上でちょい置きなど)には使えないのです。
その場合は下のような『駐車禁止除外指定車』という証明証を車の外から見えるように掲げておかないといけません。
こちらは、警察署で申請すると発行してもらえます。
ですが、私の場合は、公道で駐車するような用事がほとんどないので、この証明証を使う出番がないですね。
この証明書は障害者というより、介助するドライバーにとってありがたい証明証なのかなと思います。
私としては、先にあげた『思いやり駐車場利用者証』を使う方が断然多いですね。
なんせ発行されたその日から使いましたから。笑
*『思いやり駐車場利用者証』『駐車禁止除外指定車』は、それぞれ他にも利用規約があります。
『障害者目線』で気づいたこと
それと、先日ショッピングセンターに行った時に、障害者目線で感じたことがひとつありました。
それは『エレベーター』 の位置です。
ショッピングセンターの『階段』と『エスカレーター』は、入口からすぐ目に入ったのですが、『エレベーター』といえば、奥まった離れた場所にあったのです。
表示も小さくて「どこだ?」とキョロキョロ探したり、『エレベーター』への距離も遠くて、ちょっと疲れてしまいました。
このショッピングセンターができたのは10年以上前のことだから、たぶん健常な人向けに作られたんだなと思います。
もし入口近くに『エレベーター』があったら、私のような歩行困難者や、妊婦さん、内的疾患のある人などもショッピングがもっと便利に楽しめるんじゃないかなと思いました。
ただ、入口近くにあると、そうでない人も使うからなぁ‥
こればかりは、それぞれの人が認識を持つしかないでしょうね…
ケアマネさんに、『思いやり駐車場利用者証』のことを話すと、「自分からアピールすることは大事ですね」と言われました。
「体が不自由である」と言っても、一見(動かない限り)、私も健常者に見えます。
だから人からは、一目見ただけではわからないのだと思います。
内的疾患の人なら尚更でしょう。
だから自分からアピールすることは大事かなと思います。
自分が障害者であるということは、時には『恥ずかしい』という思いがわく時がありますが、それは自分の気持ちの問題…
それでも何回も繰り返しながら、こんな気持ちを手放して行こうと思っています。他ならぬ自分のために…