見慣れた景観にも見方を変えてみる
今日は雨こそ降りませんでしたが、湿気を含んだ蒸し暑い一日となりました。
この湿気は、肌にとってはモイスチャー成分たっぷり(笑)でいいのかもしれないけど、体感的には不快指数が高いですよね…
前回のブログでは、『障害者の駐車サービス』やショッピングセンターで感じたことを『障害者目線』で書いてみました。
今回は、『客目線』で感じたことがあったので、それについて書いてみたいと思います。
『入る気が起きるお店』って…⁈
ショッピングセンターへ行く道のりに、スイーツで有名なお店が、2~3年前に新たに展開した『ベーカリーショップ』があります。
健常な時にスイーツ店は行ったことがあるのですが、ベーカリーショップの方はまだなのです。
スイーツで美味しかったから、ベーカリーもさぞ美味しいだろうなと期待は持っているけれど。
そのベーカリーショップは道路沿いにあるのですが、先日、ショッピングセンターの帰りに通りかかりました。
ちょうど信号が赤だったから、停車した窓からショップの外観をマジマジ見ることができたのです。
ショップの外観は、スイーツ店の併設とあってシックでおしゃれな雰囲気でした。
ですが、残念なことにお店の周りにある植物は、全く手入れされていない草ボーボー状態なのでした…
ショップ自体は綺麗なのに、雑草だらけの景観では、「これじゃ、入る気が起きないな…」と萎えてしまいました。
その景観をよく見てみると、実は、雑草が生えている区間はショップのものではなく、自治体の管轄区域なんだとわかったのです。
パッと見た感じでは、ショップが管理している場所に見えるから、この雑草をどうにかしないと「商売に影響があるんじゃないかな」と思いました。
行政にお願いするとか、あるいはショップの従業員が雑草を刈ってもいいんじゃないかなと…
一個人の客として言うならば、美味しいものを提供できる技術を持っていたとしても、お店の景観を大事にできる方が、私は好感が持てます。
雑草の手入れは精神的に大切なポイント
ショップは広い道路にも面していて、道の中央分離帯には「メタセコイヤ」が数百メートルに連なって植えられています。
車で走る時には、その木立の美しさにいつも癒されています。
なのに、下の方に目をやると、そこにも雑草が生い茂っていて、メタセコイヤの景観が悪くなってしまい、とても残念な景色になっているのです…
ちょっと話が変わって、以前もブログに書いたことなんですが、私が2ヶ月に1回通院している大学病院には『いこいの広場』なるエリアがあります。
この『いこいの広場』は、植物が植えられている『外の休憩所』のことなのですが、そこの植物はほとんど手入れがされていない放置状態なのです。
病院というのは、フィジカル面での医療技術が第一であるのは分かりますが、メンタル面では、『いこいの広場』のような存在が大事だと思うのですがね…
たまには視点を変えると気づくことがあるかも…
どうしても見慣れてしまうとそれが当たり前になってしまい、違和感すら感じなくなるものですね。
家の中を見ていると特にそう感じます。笑
たまには視点を変えて他人の目になり、見直してみることが大事かなと思いました。