高校野球で思うこと…
今日、8月11日は、『山の日』という祝日です。
今年は日曜日と重なっているので、明日が振替休日になっていますね。
昨日からもう盆休みに入っているところがあるせいか、なんとなく世間は静かです。
それに、暑いから外出しないという人が多いのかもしれません。
高校野球は炎天下の『忍耐・根性』の世界
この暑さにめげず「よく頑張っているな」と思うのは、高校野球選手ですね。
昨年は、記念すべき100回大会で、懐かしの OB が始球式に登場したりと大会に花を添えました。
高校野球大会はプロ野球選手の『登竜門』ですものね。
とはいうもののこの暑さ。
夏の大会は、『汗と涙』のフレーズがぴったりきますが、老婆心ながら、このままこの季節で続けていてもいいものかなと…
それに、高校野球選手のユニフォーム。
上着のアンダーシャツ、膝から下の足首にあたりにサポーターのようなものをつけているズボン、見るからに暑そうな感じがします。
そんな服装の選手が、終戦時期と重なっているせいか、兵隊さんに見えたりするのです。
もちろん私は生まれていないから知りませんが、戦争の記録写真やテレビ映像を見てずっとそう感じていました。
スポーツは『勝負の世界』ですものね。
それに加え、高校野球は炎天下の『忍耐・根性の世界』だから、よけい兵隊さんを彷彿させるのかもしれません。
自分の気持ちが重くなるだけなので、野球選手に兵隊さんを投影するのをストップします!
だから、もう気持ちを切り替えたいと思います。笑
ただ単に、一つのスポーツとして、この暑い中、懸命に頑張る選手にエールを送りたいと思います!
少しずつ捉え方が変わってきた私⁈
昨日、高校野球の名場面の特集番組がありました。
懐かしいなと思う名場面もあったのですが、松井秀喜選手の5打席とも敬遠(ファーボール)事件も取り上げられていました。
相手チームは、松井選手を打たせない(勝負しない)ことで、結果、 勝利しました。
勝ったチームは、喜ばしいはずなのに、校歌が流れる中、観客の「帰れ」というヤジが飛び交っていました。
それに、学校には抗議の電話や、カミソリが入った手紙が監督に送られてきたとか…
以前の私なら、「正々堂々と勝負しないなんて、スポーツマンらしくない!」と同じように憤っていたでしょう。
でも今は、すぐに「怒る」に直結するのは、何か違うな…と思えてきたのです。
敬遠は、松井選手のすごさを相手チームの監督までも認めていたということだし、勝つための戦略でもあったのだから。
相手チームをなじった観客は、松井選手の好プレーを見たかった…それに劇的なシーンを期待していたけど、見られなかった。
「正々堂々と勝負しろ」という想い。
そんな感情がグルグル渦巻いて、『怒り』になったのかもしれません…
「こうあるべき 」という意識を強く持っていると、相手チームの行為は『許せない!』になってしまうのでしょうね …
それが結果として、自分を苦しめることになるのですが。
私が知っている精神論者に『小林正観』さんという方がおられます。
残念ながら、もう亡くなられていますが、 YouTube で動画を見つけました 。
下に貼り付けておきますので、もしよければご視聴ください。
全14分ぐらいの動画ですが、9分ぐらいから松井選手のこのことを話されています。
やはり神様は『愚痴、不平、不満 etc.』がお嫌いなようで、それに見合う出来事が引き寄せられるのですね。
私もできるだけ言わないようしていますが、ついポロっと言ってしまうこともあります。
ただ、口にしたことに気づいたら、浸らないようには気をつけています。
まだまだ出来ていないときもあるけど…
お盆休みの今週、台風の進路が気になりますが、ゆっくり羽を伸ばしたいですね。(^^♪