リハビリ外出は新鮮な刺激がいっぱい
昨日は私のリハビリの日でした。
そして、リハビリ先生に、月1で母の施設訪問の送迎をお願いしている日でもありました 。
母の施設は、私の家から駅を挟んだ反対側にあります。
直線距離にすると短いのですが、道通りに行くと、けっこう距離があるのです。
まるで天の川で分断された彦星と織姫みたいですね。笑
それに、行くまでには、踏切や車の往来が激しいところがあり、私のウォーカーではかなり困難なのです 。
そんなこともあって、リハビリ先生に、自分のリハビリ前に車で施設への送迎をお願いしたところ、快く承諾して下さいました。
これは昨年の4月からずっと続いているのですが、早いものでもう11回になりました。
来月がラストになるのですが、振り返ってみると、11回全て天気に恵まれ、無事に施設に行くことができました。
そんなわけで、昨日も施設の母を訪問したのですが、母の認知症は緩やかに進んでいながらも、変わらず元気そうでとても安心しました。
毎回、先生の他の人のリハビリ終了時間に合わせて、私も母の面会を終わり、帰りも車に乗せてもらって、その後、私のリハビリタイムになります。
前回から外でのウォーキングのリハビリをお願いしていて 、今回も同様に外を希望しました。
今回の目的は、二つの銀行( ATM )へ行く用があったので、 ウォーキングを兼ねて用事を済ますことにしました。
そして今回は、母の施設から近い場所でのウォーキングリハビリとなりました。
二つの銀行と言っても、公園を挟んだ目と鼻の先だし、 車の往来も少ないので、ウォーキングするには最適な場所でした。
車でいつも通りかかった道だけど、初めて歩く場所というのは新鮮なものですね。
それはリハビリの先生も同じようで、ワクワクと楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
先に銀行 ATM の用事を滞りなく済ませ、後はのんびりと公園を散策しました。
まだ寒いせいか、ベンチに座っている人はいませんでしたが、太陽の日差しがぽかぽかと心地よく感じられました。
桜の木が何本かあったのですが、まだ裸木で寒々しい姿だったけれど、近くで見ると小さな蕾ができていて、「春よ来い」に出てくる歌詞の「はよ 咲きたいと 待っている♪」を思い出してしまいました。笑
それと、しだれ桜の裸木を見てみると、枝の先に何やらぶら下がっているのです…
近づいてよく見ると、小枝を集めて巣にしている、 あれです。笑
私が子供の時によく見かけたのですが、名前が出てこなくて 、リハビリ先生も初めは何だったかな?とおっしゃってたんですが、思い出されてミノムシ!と言われました 。
そうそうミノムシです。懐かしいな…
小さい頃、この小枝の中には何があるのだろうと思って、枝を剥がしてみたことがあります。
中には小さな幼虫が入っていたのですが、今から考えると何と子供は残酷なことをするもんだなと思います…
きっと、何かを学ぶためにやってしまったと思うのですが、学んだらもう繰り返さないことが大事だなと思いました。
ミノムシのことで思い出したのですが、冬になると、藁のようなものを巻きつけている木を見かけたことがないでしょうか?
これは、「こも巻き」と呼ばれ、私が子供の頃は、寒さから木を守るための思いやりなのかな?と思っていました。笑
ところが実は、害虫駆除目的らしく、その藁に虫が冬眠するように集まらせておいて、啓蟄の頃にその藁を燃やしてしまうというショッキングな話を聞いことがあります 。
まるで、飴とムチのような駆除対策ですね…
現在は、この方法だと害虫の天敵まで駆除してしまうらしく、取り止めにしているところもあるらしいですが。
いよいよ来月はリハビリが最終月になります。
先生から「リハビリとしては最後だけど、介助が必要なら連絡してね。プライベートで助けるから。」と嬉しい言葉をかけていただきました。
先のことはどうなるかわからないけど、とにかく自分にできることを精一杯やるしかないと思っています 。
そして、あとは天に任せるという感じですかね…
ケセラセラ、なるようになる~♪笑