『50音マラソン』『む』~『無理の壁』は自分が作ってるの⁉~
ただいま『ま行』をランニング中!≪ま・み・む・め・も≫
今回は、『む』です。
『む』で思いついたのが、『無』という一文字の漢字です。
今回は、その言葉について書いてみたいと思います。
どうしようもない『無理』は抗わない
『無』、この一文字が付くだけで、『何もない、存在しない』という意味合いになることは、誰もが知っていることだと思います。
私がすぐに思いついたのは、『無理』という言葉でした。
この『無理』という言葉、わりに日常的によく使ってるんじゃないでしょうか?
私は以前はよくありましたが、最近は意識的に使わないようにしている言葉です。
というのは、自分に制限をかけて、諦めさせるような言葉に感じられるからなんです。
私の場合は、健常な人が当たり前にできることができません。スタスタ歩くとか、スラスラ文字を書く、とか…
これだけは、どうあがいても『無理』ですからね…^^;
そういう 『無理』は、ストレスが生まれるだけなので努力はしません。笑
肉体面での身体は、もうこれ以上良くならないと自覚していますが、メンタル面は、まだまだ伸ばせるなと思っています。
肉体面は、とても健常な人に敵わないけれど、メンタル面は対抗⁉できるかな?なんて思ってるんです。^^;
だから、気持ちの問題で乗り越えられる『無理』は、努力しがいがあるかなと思っています。
メンタル面の『無理』は克服できる⁉
先日の夜、 YouTube を見ていた時に『車椅子の男性』の動画が、おすすめに出てきました。
その時は主人も一緒だったので、主人が検索したのかなと思って聞いてみたら、「何もしていない」と言うし、たまたま偶然に巡り合った動画のようでした。
私の場合は『車椅子』ではなく、バランスが取れない歩行障害のために『歩行器』を使っていますが、『歩行器具』という点では、その男性と同じ境遇です。
その男性は、仕事で新幹線を使って現地に行き、そこで受けたサービスの様子などを動画にアップされていました。
障害者になると、健常者の世界に飛び込むのは、勇気がいることです。
だから、動画を見ていると参考になることが多いし、メンタル面では「なんだってできる」という勇気がもらえます。 いや…ホントにその勇気に脱帽です!
その男性は、スポーツ中に首を損傷して車椅子になられたようです。
ということは、健常な時もよくご存知だから、両方を経験されてるんだな…と思いました。
両方の角度から物事をみる
よく夫婦喧嘩でも、片方の一方的な意見を聞いていると、「そりゃ相手が悪いよな」と思わせるような話がありますよね。
そして、相手の話を聞いてみると、「なるほど、そうなる気持ちもわかるなぁ…」と思ったりします。(昔の両親の夫婦喧嘩より。笑)
どちらか一方の話を鵜呑みにしてしまったら、本質が見えなくなってしまうでしょうね 。
感情が絡むと話がもつれるので、公平な判断をするには、物事をシンプルに本質を捉えることが必要になってくるんだなと思います。
話がそれてしまいました。笑
私が言いたかったのは、物事は両方の角度から見た方がいいということです。
私も障害者になってから、 健常な時に気づきもしなかった事に気づくことが多くなりました。それは、物事だけじゃなく、人の気持ちでも…
『無理の壁』は自分が作ってる⁈
その男性の動画には、新婚旅行でハワイに行かれた様子をアップされているのがありました。
ハワイの人は、障害者に温かいみたいですね。かなり好印象を持たれた様子が伝わってきました。^^
今の私は、メンタル面で、「私には無理」と言いたくなることが多いです。
まだまだその辺は、『無理の塊』があるなと思っています。^^;
でも、以前よりはその塊が小さくなってきたように思います。
紐で言えば、『無理』という名のガチガチの紐が、ちょっと緩んできたような気がしています。
この男性の前向きな生き方に刺激を受けて、自分の意識が作っている『無理の壁』を乗り越えていきたいですね、急がず、焦らずに…(^^♪
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