『50音マラソン』『ね』~『寝る』も仕事のうち~
ただいま『50音マラソン』の 『な行』をランニング中!≪な・に・ぬ・ね・の≫
今回は、『ね』です。
ね、ね、ね...ちょっと考えて、『寝る、寝かす』という言葉が思いつきました。
『三年寝太郎』と言う『日本昔ばなし』みたく、『寝る』と聞くと、『怠けてる』みたいに良くないイメージを持たれがちです。
ですがこの話は、寝てばかりいた若者が、知恵を出して、日照り続きの村を救ったというのが実のところです。
だから、『寝る=怠けてる』とは一概に決め付けられないと感じさせられたのです。
料理で『寝かす』
料理でも『寝かす』ということはよくあります。言い方を変えると、『時間を置く』でしょうか。この時期ならば、『おでん』ですね。
その日に作ったものよりも、翌日の方が食材に味が染みて、美味しくなります。
『煮込み料理』は全般、そう感じますね、日が経った方が美味しくなると。
それに、先日ブログに書いた『梅酒』もそうですね。
美味しく楽しむには、半年ほど寝かしてあげる時間が必要です。
以前テレビ番組で、牛肉のスペシャリストの人が話してて驚いたんですが、「肉は腐る寸前が美味しい」と… しかも、カビまで生えているのに。
『熟成肉』というのは聞いたことがありますが、それをさらに通り越して『寝かす』ということなのでしょうね。 食べるには勇気がいりそうです…^^;
料理で『寝かす』というのは、人間ではどうすることもできないことですしね。ただ食材自体が時間をかけて美味しくなってくれるので、 『寝かす=仕事』でもあるんだなと気づかせてくれます。
『寝る』ことは体の防衛反応
『寝かす=仕事』を私たちの人体に当てはめてみると、これは自然に備わっている体の防衛機能ではないかなと思います。
本当は、『寝るより眠る』方が体の回復は早いでしょうけど…
『眠る』ことで、自然に修復機能が働いてくれるように思うのです。
夜寝る前に調子が悪くても、朝目が覚めるとスッキリしていたこともありましたからね。
ですが、静かに体を横にして『寝る』だけでも、ずいぶん回復できます。
私は昔、貧血になると寝てばっかりいましたから。
貧血がひどくなると、ちょっと動くだけでも動悸が激しくて、起きているのも辛いから寝るしかなかったのです。
ウルトラマンのカラータイマーが点滅するみたいに、「これ以上動いたら危険だよ」と知らせてくれていたんだと思います。これが体の防衛反応なんでしょうね。
今は貧血と無縁になりましたが、あのしんどさといったら… もう経験したくないです。^^;
だから、体が辛い時は、素直に休ませてあげたらいいと思うのです。
『寝る』ことは、『自分を大切にする』ことですから…
果報は寝て待て
よく聞くことわざですが、この『果報』は、『家宝』だと思ってました。^^;
この意味を改めてネットで調べてみると、
運というものは人の力ではどうにもできないものだから、あせらずに時機を待つのが良いということ
『故事ことわざ辞典』より
このことわざから、いつ好機が訪れてもいいように、準備を整えておくのは大事だなと思います。そうすれば、幸運をゲットしやすいですものね。
それに、チャンスの女神は前髪しかないとも言いますからね。^^
『寝る、寝かす』について3パターンを書いてみました。
こうして書くと、寝ると一概に言っても、『時間を置く』『修復する』『リラックスする』というような良い効果があるんだとわかります。
だから、必ずしも『寝る=怠け者』というのは成立せず、否定的なイメージを持つ必要はないんですね。
私は最近、『寝る』よりも『眠る』時間が取れていないなと思うで、『眠る』方に力を入れたいですね。寝る前に考えるのは厳禁!です…
心地よく『眠る』には、脳をリラックスさせてあげないと‥ですね(^^♪
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