『50音マラソン』『ぬ』~主(リーダー)がいる世界からの変容~
ただいま『な行』をランニング中!≪な・に・ぬ・ね・の≫
今回は、『ぬ』です。
『ぬ』から始まる言葉がなかなか浮かばなくて、単なる『主』という一文字が思いつきました。
『主(ぬし)』という言葉、 意識していないだけで、そういえば目にすることがありますよね。
『世帯主』『持ち主』 『雇い主』…『〇主』という形の言葉にすれば、意外と多く見つかります。
この『主』という文字をまじまじ見てみると、共通して中心人物を指す文字なんだというのが分かります。
主(ぬし)で思い出した『SHOGUN (将軍)』ドラマ
先日、ふと昔見た、日米合作時代劇ドラマ『SHOGUN(将軍)』を思い出し、 YouTube にあるかな?と検索してみると、出てきました。(何でもあるな~^^;)
ですが、出されていたのが外国人だったので、字幕はなく…(映像は綺麗でした)
このドラマは、私が忘れもしない高校入学前、15歳の春に見た時代劇ドラマなのです。
簡単なあらすじを言うと、時代背景は戦国時代、日本に漂着した外国乗組員は、船が壊れて帰国できなくなります。仕方なく日本で生きることになりますが、船長(主人公)は、一人の大名(後に将軍になる)に気に入られ、召し抱えられます。
日本と自国の文化の違いに戸惑いながらも、日本の武家社会で外国人サムライとして生き抜きます。ストーリー中には、日本女性との禁じられたラブロマンスも…
今の時代劇は、若い人でも親しみやすいポップな感じですが、昔のものは描写が生々しくて、強烈に印象に残っています。私が多感な年頃だったから余計かもしれませんが。
主演は、リチャード・チェンバレンという外国人俳優(真摯で優しい外国人サムライ)
日本の俳優陣は、三船敏郎氏、 島田陽子さん など
通訳役の島田陽子さんが美しくて、当時アメリカ人男性のハートを鷲掴みにしたと聞きました。笑
この作品は、日本より先にアメリカで放送されたそうですが、この時間になると放送見たさにハイウェイ?の道が空いていたとも。
アメリカでは、当時かなり人気がある時代劇ドラマだったようですね。
放送当時、15歳の私にとって、この時代劇ドラマの内容は、かなりセンセーショナルでした。
武家社会というのは、『長いものには巻かれろ』、それに『自分の命は人のもの』というような無情なはかなさを感じました。
こんな悲惨な歴史があったんだ … そう感じるようなドラマだったのです。
15歳の時は全部見ましたが(笑)、先日はドラマの触りを見ただけで、チャンネルを閉じました。
わざわざそんな酷いシーンを見ることはないと。
私が見たかったのは、外国人侍と日本女性のラブロマンスでした。(結局見なかったけど)
日本も第二次世界対戦までは、そんな名残があったんではないかなと思います。
主(リーダー)がいるような縦割り社会では、上の人が言うことは絶対服従みたいな…
当時は、自分を押し殺して生きるしかなかったのでしょうね。
今の時代に生まれてよかったなあとつくづく思います。
とはいえ、過去生ではこの時代も経験してるかも?ですが。笑
人に縛られない生き方
この世界には、今も昔ながらの主(リーダー)の下で、神経をすり減らしながら働く人々がいます。それは、長い歴史上では当たり前のことでした。
かたや、自由にノマドライフを満喫している人々もいます。
ノマドライフは、起きることは自己責任という重圧はありますが、人に縛られないという点では、ストレスがないと思われます。
昔は前者のような生き方しかできなかったんですが、今はインターネットのおかげで後者の生き方も出来るようになりました。
それによって、収入面は後者の方が上だったりもするのです。
前者か後者か…今後はますます二極化が進んでいくでしょうね…
もし私が漂着するならば、後者のような島に辿り着きたいですね(^^♪
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