『灯台下暗し』のコトワザと『灯台』好きが仕事に結びつく⁈
『灯台下暗し』と『幸せの青い鳥』は似てる
『灯台下暗し』ということわざがありますが、その意味は『人は身近なことには案外気付かないものだというたとえ』と、『故事ことわざ辞典』に書かれています。
なぜ『灯台下暗し』?という疑問についても、このように書かれていました。
『「灯台」とは油の入った皿に芯を浸して火をともす燭台のことで、燭台は周囲を明るく照らすが、その真下は影になっていて暗いことから。」』だそうです。
なるほど、そうですね。
ことわざ通りの『灯台』に限って言うならば、『灯台』は、真っ暗闇な大海原に明かりを灯し、船の道しるべになる役目があるのですが、確かに灯台の下は真っ暗ですものね…
日常に例えて言うならば、欲しいと思っていた商品が、あのスーパーにあるに違いないと思って遠くまで足を伸ばしたのに見つからない…
そして、ふと立ち寄った近くのスーパーにその商品があった。
こういう経験、私もよくやってました。笑
こんな時に『灯台下暗し』という言葉が使えますよね。
それから、メーテルリンクの『青い鳥』という童話はご存知でしょうか?
チルチルとミチルの兄妹が「幸せの青い鳥 」を求めてさまよい歩きますが、結局見つからず…
そして目覚めた時、自分の枕元の鳥かごには「青い鳥」がいたことに気づく…というお話です。
幸せは外にあると思って追い求めがちですが、実は身近なところにあったのだと気づかせてくれます。
この物語の『青い鳥』と、ことわざの『灯台下暗し』はとても似てるなと思いました。
探し求めている答えが遠くにあるよう気がして、ついそちらに目がいってしまいがちですよね…
でも本当は、意外に近くにあるものなんですよね。 ← ここが見落としがち~^^;
幸せは特別なことじゃない
毎日食べられる、蛇口をひねるだけで水が出る、雨風を防ぐ家がある…
そう思うと、当たり前な日常がすべて恵まれていて、実は幸せなんだと気づきます。
先日の台風被害に遭われた方々は、切実にそう感じられているのではないでしょうか…?
私には千葉県の友人がいて、家は被害がなかったようですが、上のようなことをしみじみ感じたとメールをくれました。
私もまず身近なところに意識を向けて、小さな幸せをたくさん見つけていきたいなと改めて思いました。
何が仕事に結びつくか分からない『今の時代』
『灯台下暗し』ということわざのことを書いてしまいましたが、本当は、『灯台』が好きすぎて、仕事に結びついた主婦の話を書こうと思っていました。笑
今日のお昼にテレビでちらっと見た話です。
その主婦は、夕方になると『灯台』の明かりが灯るタイミングを狙って、写真に収めているそうです。それが写真集になって、お仕事にも結びついているのだとか…
ひと昔前は、「どこかに就職しないと…」が当然の世の中でしたが、今はアイデア次第で何が仕事になるか分からない時代です。
それは、『組織』から『個』の時代の幕開けであり、みんなが等しくスタートラインに立つことができることを意味しているように思います。
知られているところでは、YouTube 動画がそうですね。
そういう生き方が『面白い』と思う人もあれば、『安泰じゃないから不安』と思う人もいるでしょう。
私はといえば、「面白い」と思える自分もいますが、正直「ちょっと不安」っていう自分もいます。
でも、「不安だから、や~めた」じゃ、人生つまらなすぎる… こんな世界もあるんだ‼と感動してみたい。笑
それには、時代の流れに抗わず、勇気を持ってチャレンジしていきたいですね(^^♪