リハビリ最終日『ありがとうと言われる人生』を目指して
昨日、私のリハビリの最終日となりました。
退院してからの5年間、ずっとお世話になっていたのですが、それもピリオドを打つ時が来ました。
偶然にもその日に、メジャーリーグのイチロー選手が引退会見をされていたので、とても感慨深いものがありました。
イチロー選手とは全然、まったくスケールが違いますが、『区切りをつける』という意味においては同じだなと思って光栄でした。
イチロー選手の引退会見を聞いていると、(努力もちろんあったと思いますが)、ご本人の純粋に野球が好きという思いを極められて、それが輝かしい功績に結びついたという印象を持ちました。
その会見で特に印象的だったのが、イチロー選手の愛犬が、まもなく18歳になると言われていたことでした。
私も愛犬のことを書いたブログをアップしたところだったので、ちょっと驚きました。
イチロー選手も高齢犬をお持ちのようで、その存在がここまで来れた励みでもあったようです。
イチロー選手の『第二の人生』のご活躍、心から応援しています♪
リハビリで食品スーパーに行きました
昨日は、リハビリの先生にまた母の施設に車で送ってもらって、面会してきました。
昨年の4月から続けてきたのですが、それも昨日でラストとなりました。
雨になると施設に行けなくなるのですが、ラッキーにもお天気に恵まれたので、一度も悪天候で行けなくなったことがありませんでした。
いつも通り、他の人のリハビリを終えられた先生の時間に合わせて、私も母との面会を終わって先生に車で迎えに来てもらいました。
そして、そのまま私のリハビリとなりました。
昨日は、母の施設近くのスーパーで買い物をお願いしました。
そのスーパーに行くのは、健常な時以来なので、5年ぶり以上になります。
いつもは生協の個配なので買い物に困ったことはないのですが、買い忘れがある場合は、注文してから翌週の配達なので、手に入るまで時間がかかってしまうのです。
今回も買い忘れたものがあったので、「母の施設に行くならば、自分でスーパーへ行ってみよう」と思ったので、先生にお願いしてみました。
すると、先生も楽しげに「行きましょう」と言ってくださったので、スーパー体験を実現することができました。
主人とは他のスーパーに行ったことがあるのですが、そこは総合スーパーだったせいか、私には広すぎて疲れてしまうのです。
それに、かなり商品(情報量)が多すぎると思いました。
昨日行ったスーパーは、食品専門のスーパーなので、規模的には今の私にちょうどいい広さなのです。
それに主人と行くより、女性同士の方が楽しいですしね。笑
スーパーで買ったもの、そして5年の間に変わったこと
せっかくスーパーに来たのだからと、この季節ならではの旬野菜を買うことにしました。
それは『うすいえんどう豆』です。
いつもは生協で『うすいえんどう豆』を買うのですが、うっかり買い忘れてしまい、次回のカタログには載っていなかったので残念に思っていました。
でもそれもスーパーに行くことで、ゲットできました。
うすいえんどう豆は、米に少し塩を加えて一緒に炊くと、『豆飯』としてとっても美味しいのです。
また豆のグリーンが春らしい色合いで食欲をそそります。
久しぶりに自分で選んだ食品をレジカゴに入れながら、買い物を楽しみました。
その後、レジに並んだのですが、店員さんがバーコードを通すまでは以前と同じだったのですが、支払いだけは別の機械で、自分がお金を投入して精算する仕組みになっていました。
店内の商品の陳列は、ほとんど変わっていなかったのですが、この精算方法だけが変わっていて、とても驚きました。
自分で精算機にお金を入れるなんて、全く初めてなことだったのでドギマギしましたが、リハビリ先生が助けてくれたので、事なきを得ました。
『ありがとう』と言われる人生を…
こうして5年間のリハビリが終わったのですが、退院してから今まで、穏やかにそして順調にここまで来ることができました。
リハビリ先生に今までのお礼を言うと、意外にも先生から「知らないことをいっぱい教えてもらった」と感謝されて、 私もとても嬉しかったです。
人というのは、誰かのためになることが嬉しいものですね。
『ありがとうと言う人生よりも、ありがとうと言われる人生を』という言葉を聞いたことがあるのですが、まさにそんな感じだなと思います。
『ありがとうと言われる人生』は、自分が相手に何かをしないと得られない言葉ですよね。
私が退院した当時は、『ありがとうと言う人生』でした。
でもこれからは、『ありがとうと言われる人生』を目指して、そんな機会をどんどん増やしていきたいなと思っています♪