愛犬との想い出「千の風になって」
先日のブログでは『犬の皮膚病の特効薬、ひば油』について書きました。
『ひば油』のことは以前のブログでも書いていますので、参考までに下記の記事を貼り付けておきます。
今日、 21日は『春分の日』で休日となっています。
私にとっては、愛犬の命日なので、ちょっと感慨深いですね…
愛犬との出会い
元々愛犬は、私が飼いたいと思って買ったのではありません。
私の両親が、兄の子供達を喜ばせるために飼い出したのですが、いつもケージの中で飼われていて子供達が遊びに来た時だけ、ケージの外に出られるという風でした。
それを見ていると可哀想で自由にさせてあげたいと思い、そのことを主人に相談すると共感してくれたので、私達が責任をもって引き取ることにしました。
兄の子供達には喜びを取り上げるようで悪いとは思いましたが、自分がやった行為に全く後悔はしませんでした。
我が家では、ケージは一切なしで私達と同じように、自由にのびのびと生活させてあげました。
自由気ままに、座布団で寝たり、私たちの布団で一緒に寝たりと、 ペットというよりは仲間?みたいな意識が強かったように思います。
どこに行くときも一緒だったのですが、ペット不可の場所では(夏以外)車でのお留守番が多かったですね。
生き物と生活していると一番困るのは、気軽に旅行ができないということでしょうか…
そういえば、二人だけで旅行した記憶がないのですね。
2度ほどペット可の旅館に泊まったことがあるのですが、 「良かった」とは言い難いものでした。
今は犬のことを気にせず自由に旅行できるのですか、今度は私の身体のことで制限されています。笑
でも、おかげさまで、私は年々元気になってきているので、今年こそはどこかに行きたいなと思っています。(これもチャレンジですね。笑)
私が考える愛犬の長寿の理由
愛犬は、火葬にしてあげたのですが、 ペット葬儀社の方も「19才のチワワは初めてです」と、とても驚かれていました。
そんなに長生きできたのは、何が良かったのかは定かではないですが、以下、私の推測です。
- 生まれながらにして生命力が強かった
- 5種混合ワクチンだけ10年ぐらいは受けました。(狂犬病ワクチンは一度もしていません) 「愛犬問題」のブログ主さんによると、『どちらも無用』であると 書かれています。
- ノミ、フィラリア予防の薬は一度も飲ませていません。(散歩時に、薄めた木酢液や虫除け天然アロマをスプレーして予防していました)
- 私たちと同じように生活していたので、精神的なストレスがなかったのかなと思います。
- それと一番大きな理由だと思うのが、「食べ過ぎないこと」が自然にできていたのではないかなと思います。
消化にはエネルギーがいると言われています。
食べ過ぎると、エネルギーが消化に使われてしまうため、体の悪い部分を修復するエネルギーが不足すると言われています。
愛犬は、いくら好きなものでも自分がお腹いっぱいなら余分には食べませんでした。
自分で食欲をコントロールしているのではないかと思えるほど、私たち人間の方が見習わなければならないなと思っていました。笑
犬が高齢になった時
人間も含め動物は、 若い頃は何でもできるし、可愛いものです。
でも生命あるものはみな、いつかは年老いていきます。
これは自然の摂理だから、どうしようもないことです。
私も初めて犬の介護をすることに直面しました。
愛犬が若い頃はケージやサークルは一切しなかったのですが、白内障で失明してからは、安全のためにサークルを作りました。
サークルは、100円均一のお店で、1辺が200~300円?ぐらいのを4つ買って、結束バンドで連結させて簡易サークルを作りました。
それからオムツについては、私のケアマネさんにアドバイスをいただきました。
初めはペット用のオムツを購入していたのですが、枚数が少ないし、高いのです。
なので、人間の赤ちゃん用(愛犬の場合は新生児用でいけました)のオムツを買い、しっぽの部分をくり抜いて着用させていました。
人間用に作られているだけあって、通気性がよく、股関節周りが動きやすいように見えました。
ちなみに、ペット用のオムツは、ゴワゴワしていて動きにくそうな感じでした。
私は子供を産んでいないので、オムツは無縁だと思っていたのですが、まさか愛犬で使うとは思っていませんでした。笑
思いつくところはこれくらいなのですが、何かご参考になればと思います。
愛犬が亡くなった時、「もっとああしてやれば良かった…」と思うことがあったのですが、それは結果論であって、実際その時はそれが精一杯で、何が良かったかなんて分からないものです…
父が亡くなった時も、そんなことを思いましたね…
そんなことを思うと自分が苦しくなるだけなので、楽しかったことだけを思い出すようにしています。
きっと今は「千の風になって」自由に楽しんでいることでしょうね…
(ちょうど桜が咲く時期に撮った写真です。 これも若かりし頃なので12~13才?頃 かなと思います)