私のチャレンジ日記

脳出血の後遺症で少しハンデがありますが、色々とチャレンジしていきたいです!

言霊は大事だと実感~「夏越しの大祓い」でのこと~

今日から7月です。
今年は、6月中に梅雨が明けたらしく、異例な気象ですね…
梅雨はジメジメしてイヤなイメージですが、これがないと、水不足や農作物などにも悪影響が出てきますから、本当は夏前の大事な気象なんですよね…
無くして初めてわかる大切さ…そんな気がしています。

 

良くも悪くも「もう一度言いたくなる現象」が起きてくる ~3つの出来事~

 

昨日は、「夏越しの大祓い」で、奈良県の大神神社に行って来ました。
その時に、「ご親切にありがとう!」と言うような、嬉しい出来事が3つ、立て続けに起こりました。

まず最初は、
自宅を出ようとした時、「(こちらから死角になっている道路が、)工事中で通れないよ」と、近所の人が教えてくれました。
「ご親切にありがとう!」と言いながら、「これは、きっと、もう一度言いたくなるような現象が起きてくるかも?」と密かに予感しました。

そして、神社に到着すると、予感していた通り、二度めの現象が起きました。

知る人ぞ知る(内緒の)駐車場が満車で、仕方なしに夫が私を降ろして、自分だけ下の駐車場に行こうとしていたら、他の車の人が、「ここが空くから、どうぞ」と声をかけてくれたようでした。
私は車の中にいたので、外で話す二人の会話はよく聞こえなかったんですが、私の経験上では、駐車場で親切に話しかけてくれた人は、まずいませんでした。^^;
心で思ってる人はいると思うのですが…

私もそうなんでよくわかるのですが、知らない人に話しかけるって、意外に勇気がいるのです。
「シャイで人見知り」という性格的なものもありますが、親切を口で表現(話す)するのに慣れていないのもあるのかな?と思います。


私の昔話なんですが、
混んだ電車に、お年寄りが乗ってきて、私の前に立たれたんで、何も言わず席を立って譲ったことがありました。
お年寄りも、黙ってその席に座る…
当然のことながら、そこには、ただ機械的な空気しか漂っていませんでした。
本当は、「どうぞ」、「ありがとう」という、温かい心のふれ合いを望んでたのに。

別に言葉に出さなくても、人に親切にすることは良いことだと思いますが、私のように、「一言でも口に出したほうがいいよな…」と思っているなら、トライしてみた方がいいでしょうね〜
そんな昔の自分を思えば、今の方が、ちょっとマシになったように思います。^^


また話がそれました。^^;
「ご親切にありがとう!」と言いたくなる現象が、これで二度起こりました。

そして、三度目は、私が夫の手を借りて、石段を上がりきったところで、後を上ってきた年配の女性に話しかけられました。
「大祓の行事は、午後三時から始まるよ」と教えてくれたり、何も聞いてないのに、おすすめの昼食スポットを教えてくれたり…
車のナンバーが「京都」なんで、初めてだと思われたのかもしれません。(ホントは、何度も来てるのに^^;)
その他色々な情報に、「ご親切にありがとう!」と、無意識に言ってました。

3つの出来事は、とっても些細なことなんですが、こういう事が周りに起きだすと、「人っていいな」と素直に喜べますね。言霊はホントに大事です!

 

 

本殿前には、三連の「茅の輪(ちのわ)」が設置されていて、その輪を8の数字を横にしたように(メビウスの輪みたいな)くぐってから、本殿に参拝します。
簡単に言えば、「茅の輪くぐり」は、半年間に溜まった厄を祓うため…みたいな感じでしょうか?
この行事は6月限定みたいで、全国各地の神社で催されているようですね。

 

こちらの「茅の輪」は三連なんで、足元が悪く、夫の両手をガッシリ掴んで、やっとくぐれました。
他にも、クルマ椅子の人がいて、大変苦労されてました。
真ん中の輪だけくぐられましたが、付き添いの方も難儀されてて、近くにいた男性も手助けされていました。
んん…フラットは無理としても、もう少し何とかならないのかな…と私もくぐってみての感想です。


車輪のついたものはかなり厳しいです。
私は、歩行器を横に置いといて、夫に手を掴んでもらって、自分の足でくぐりました。
これが怖いのなんのって…^^;
「一人では、絶対に無理」と感じる瞬間です。
だから、手を貸してくれる夫には、「ありがとう」と心から感謝できるのです。


本殿参拝のあと、また夫だけ御神水を頂きに、狭井神社に行きました。
私は、境内の休憩所で待っていたのですが、日陰にいると、風がそよそよと気持ち良かったですね。

 

参拝後に行った季節はずれの高原


午前中に神社参拝が終わったので、その後どうしようか?ということになりました。
2つに分かれたT字路で、夫は右(来た道を行く)、私は左(飛鳥方面)をジャンケンで決めることになりました。
(どっちでもいい場合は、ウチはこんな感じで決めています。^^;)

今回は私が勝ったので、左(飛鳥方面)に車を走らせました。
標識に「曽爾(ソニ)」と出ていたので、「そういえば、「曽爾高原」って行ってみたかったな…」と夫に言うと、そこに行くことになりました。
でも、確かススキで有名なとこだったかな? …ということは、秋?
「ま、いいか、たぶん空いてるだろうから^^;」
やはり、誰もいず、私たちだけでした。
今は濃い緑だけど、秋は黄金色の景色になるのかな…?
夏の青々したススキもキレイだけど、黄金色したススキも見てみたいです〜
高原の頂上へは、私は無理だけど、夫には「次に来た時は、登ってみたら?」と勧めました。
私には、感想や撮った写真、動画を見せてくれたらいいからねと。

そうそう、ここでも、セミの鳴き声がしてました。
大神神社でもそうでしたから、季節はもう夏なんですよね…(^^♪

 

(夏の曽爾高原)

 

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