今年（2021年）最後の定期検診～血液内科と婦人科～

もう11月も半ばになって来ましたね。
そして、秋が深まってきたのか、日増しに寒くなってきました。
2週間ばかり、セキセイインコの体調が悪くて外出しなかったんですが、もうすっかり元気になったので、今週からは、外出もしています。
秋の景色は、やっぱり！紅葉ですね〜
ちょっと見ない間に、山の景色も信号機みたいに、カラフルに変わっていました…

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一昨日、今年最後の定期検診で、京都市内に行ってきました。
いつもは、「血液内科」だけなんですが、今回は「婦人科」も受診してきました。
毎年この時期に、年に一度の術後検診があるんです。
2013年に手術しましたから、今年で8年目です。
5年目ぐらいまでは、転移の可能性があるのか、半年検診とCT検査も受けていました。
ですが、お陰様で、まったく異常がないので、それ以降は、一年の検診と血液検査だけになりました。
術後2~3年ぐらいまでは、正直、画像診断を受けるのが怖かったですね、もしかして、転移してるかも…と思うと。^^;

5年過ぎて、CT検査が無くなってから、その恐怖が年々薄れてきて、今では診察を受ける前から「もう大丈夫」と思えるようになりました。
病院では、ガンの術後の場合、10年間は、経過観測が必要なようです。
なので、私はあと２回…
2023年には、晴れて?婦人科とは無縁になります。

思い起こせば、ホントに長かった…
子宮筋腫に始まり、子宮内膜症、そして、卵巣ガン…約15年間ぐらいかな…
あっ、こう書いても、誰もが同じ経過は辿りませんからね。
あくまで「私の場合は」ですので。

血液内科の入院は、検査値の問題のことが多かったんで、「元気で暇」でしたね、最後の入院（脳出血したとき)以外は。
ですが、「婦人科」は、辛かった、苦しかった、痛かった…の印象が、ものすごく強いですね。
思い出すと、今でも泣けてきます…
出血が酷くて、輸血を何度も受けたし、子宮筋腫の時は、内腔にできていましたから、開腹しない手術も2回受けました。
ホント、30代、40代は、人生に嵐が吹き荒れていましたね。
そして、ガンになって、女性の生殖器官をすべて失ったけど、50代の今は、とっても平安になっています。
あの嵐はなんだったの？というぐらいに。
失っても得るものがちゃんとあるんですね…
そんな壮絶な過去があるので、2023年は、盛大に^^お祝いしたいのです。

話が前後しましたが、今回の定期検診は、血液内科からでした。
今回の血液検査は、血小板が21万もありました。
20万越えていたら、「注射量を減らす」と医師の方から言ってましたし、実際、今まで「有言実行」されてました。
ですので、私としては、「また薬量が減る」と内心喜んでいたのですが、今回の医師は、「迷い」が出てきたようでしたね。「（減らさず)もう少しこのままでいきましょうか」と言われたんです…

確かにその気持ち、わかります…
薬量を減らすことで、現状が悪化したら…と心配になるんでしょうね。
私も正直、減らすことは、嬉しい反面、ちょっと怖いという思いもあるんです。
薬は、足すことは容易いけど、減らすことは覚悟がいるものです。
このことは、薬に限らず、多かれ少なかれ、どんな場面でも言えるのではないでしょうか…?

断捨離でも、買う（プラスする)より、手放す（マイナス)の方が、やり辛いのです。
そこには、感情という自分のエネルギーもついているんですからね…

そんな感じで、医師は、薬量を減らすことに少し躊躇しているようなんで、最終的には、私に「どうします??」と訊いて来られました。
医師の迷いは、私の心の迷いでもあるんですよね…「人は鏡」といいますから。
「大丈夫か？」と心配がる自分と、「やってみたら？」という自分。
今の自分の体調なら、心配がるより「やれる」と思って、医師に「やってみます」と答え、減量してもらって、0.2mlになりました。
そのまま順調にいけば、次は0.1ml
そして、念願叶って、離脱…
来年は、何か変化がありそうな気がしますね。
とにかく、焦らず、「なるようになる」で、マイペースで進みたいと思っています。

血液内科受診の後は、婦人科でした。
婦人科でも、「血小板21万もあったんですね～」と驚かれました。
そう、パソコンがあれば、患者の診療情報は、全科で共有できるんです。
便利な時代になりましたね。
カルテが手書きの時代では、あり得なかったことですから…
「次は、また一年後、予約を入れときますね」と言われました。

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