『趣味の断捨離』~私の場合~
前回は、『趣味の断捨離(音声講座)』で学んだことを書いてみました。
やましたさんも話されていましたが、趣味グッズは断捨離しにくいと。
そうですよね… 自分が好きで集めたものですから。
始めたばかりの『かぎ針編み』だったけど…
私が健常な時の趣味は、と言っても始めたばかりのひよっこでしたが、『かぎ針編み』でした。
母方の叔母が編み物が上手で、糸一本で思い通りの作品ができる叔母の趣味が羨ましくて、私も子供の頃から何度もトライしたけど、途中で分からなくなって挫折する…を繰り返していました。
なのに、「編みたい衝動」は消えず、何年かごとにムクムクと湧き上がってくるんですよね。笑
本腰を入れて始めようと思ったのは、私が健常な時だからもう7年くらい前のことです。
セーターなんかの大作は、初心者の私にはハードルが高すぎると思い 、簡単で早くできるモチーフ編みから始めました。
編み物教本とにらめっこしながら出来上がると、それが達成感になり、面白くなってドイリー(花瓶などの敷物)編みまで発展しました。
何にでも言えることですが、「面白い、楽しい」と思える感覚、大事ですよね。
そう思えたなら、ステップアップしやすいなと思いました。
断捨離したのは、記憶が蘇るから
今から思えば、入院をした時が一番編み物三昧だったなと思っています。
家事をしなくていいので、おかげで教本片手に編み物に没頭していました。笑
コースター、バスケットカバー、ポット敷などなど、テーブルに置く生活小物に合わせて編んでいました…少しでも入院生活に華?があるようにと。
趣味があると、本当にいいもんだなーって思いましたね。
この編み物のおかげで、「退屈で憂鬱な入院生活」だけで終わらなかったから…
編み物をしていた時は健常な時だったので何の問題もなかったのですが、今は右手がちょっと不自由で細かい作業はできないから、もう編み物はしてないんです。
入院中に編んだ作品が他にも数個あったのですが、この6月に病院関係の書類と一緒に断捨離しました。
せっかく作ったものだから、捨てるのは忍びない…そう思いましたが、作品が目に入るたびに入院中の諸々を思い出が蘇ってくるので、思い切って処分したんです。
「物には感情が張り付いている」とやましたさんが言われるのは、「こういうことなんだな」と改めて理解できました。
(ちなみに、家で編んだ作品は今でも使っています。)
夫の趣味は夫に任せておく、自分は心地よさをキープする
家族の趣味はどう向き合うか?というお話も参考になりました。
実は、主人の趣味にはちょっとばかり頭を悩ませていたのです。
主人は車が好きで、『趣味』というほどではないのですが、車の模型(プラモデル)を作ることも好きなんです。
だから、仕上げたプラモはわずか2~3点なんですが、完成品をケースに入れて飾っていると、なかなか見応えがあるもんです。
なのに、箱のままのプラモデルのキットが押入れの中にいっぱいあるんです。30個ぐらいかな?
完成させないのなら、「このまま売れるのに」と密かに思っていました。笑
やましたさんも話されていたんですが、家族のものは勝手に断捨離できないそうなのです…
家族をその気にさせるのは、人ではなく「空間」だと。
自分が家族の趣味以外の場所を断捨離して、空間の心地よさを味わっていたら、それが自然に家族にも伝わるそうです。
ですが、「家族に何とかしてほしい」という下心をもって断捨離していたら、逆効果。← ここがミソですね。 陥りやすいな^^;
あくまで、「自分が心地いい」と思える気持ちが家族にも伝わるのだとか。
このお話が、ストンと腑に落ちて、とにかく自分にできることをやるしかないなと思いました。
うちの場合は、押入れの中だけなので目障りではないですしね…
それに、プラモデルをどうするかは主人の問題であって、私の問題じゃない…
とにかく私は、「それ以外の場所で、ただ自分が気持ちいいと思える空間を作っていくだけだな」と改めて思いました。
デトックス症状のその後
9月末ごろ、虫刺されのようなデトックス症状が体一面、皮膚に現れましたが、今ではすっかり元通りになりました。
約10日間ぐらいでしたね 。その間、水をしっかり飲んでいました。
そうそう、週末楽しみにしていた『信楽陶器まつり』が、台風予報で中止になったそうです…仕方ないですね…
まあとにかく一息ついて、また何かにチャレンジできれば…と思っています(^^♪