『50音マラソン』『し』~『死』んだらどうなるのか?の本より~
今回は、また『50音マラソン』のルートに戻りました。
現在は『さ行』をランニング中! ≪さ・し・す・せ・そ≫
今回は、『し』です。
思いついた言葉は、『死』と『幸せ』です。
この二つの言葉は一見、真逆の言葉に思えますが、捉え方によっては、繋がっているんじゃないかなと思うのです…
『死』への恐怖心
2014年の4月、私は、8ヶ月にも及ぶ長期入院からようやく退院できたのですが、 体調はまだ不安定で、いつ再入院になるかわからない状態でした。
退院してからは、血液の病気の治療による注射、脳出血の後遺症によるリハビリが週2回… 一週間が瞬く間に過ぎていきました。
そうこうしている間に年末が来て、 心配していた再入院は一度もありませんでした。
ですが、私の頭の中には、常に『死の恐怖』がありました。
というのは、そのちょうど一年前、脳出血を起こして、死と背中合わせになっていたからです。
退院してからは、もちろん買い物に行けないので、生協に入会し、食材や日用品を配達してもらっていました。(今もです)
カタログの中には本も売られていて、その中に興味深いタイトルの本が目につきました。
それは、『 死んだらどうなるのか?』という生協限定の本で、著者は『矢作直樹』氏という、東京大学医学部附属病院の救急・集中治療室を経験された医師によるものでした。
病院の医師と言うと、科学的な考えをする人が多いと思うのですが、この本は、そちらには傾かず、スピリチュアルな観点から『死』について語られた書籍のようでした。
臨床現場で人の生死を目の当たりにしてきた医師が、どんなことを体験されたんだろう…ますます興味が湧きました。
そんなわけで、このタイトル本『 死んだらどうなるのか?』を注文することにしたのです。 死への恐怖心があるのにね、怖いもの見たさ…かな^^;
『虎穴(こけつ)に入らずんば虎子(こじ)を得ず』
これは、『トラの子を得たいと思うならば、危険なトラ穴に入らなければならない 』という意味です。
つまり、『 困難を乗り越えなければ成果は得られない』ことなので、自分に当てはめてみると、『死』というものが怖いからと背を向けるのではなく、向き合ってみると、解決の糸口がつかめるかもしれないと思ったのです。
私は生協限定の『 死んだらどうなるのか?』しか読んだことがありませんが、 一般向けには『人は死なない』というタイトルで本を出されています。
*『人は死なない』というのは『魂』のことであって、肉体ではないです、念のため。
私は、年末に生協から『 死んだらどうなるのか?』という本を取り寄せたので、お正月に読むことになりました。
正月早々、『死』について読むのは私ぐらいだったかもしれませんね。^^;
この本を読んで、『死後の世界』はまったく怖くないんだということが分かりました。
でも、『死は怖い』という思いは、正直、今でもまだあります。
この『怖い』という思いは、『死』そのものではなく、『死』までの期間、つまり、生きている時に感じる「痛い、苦しい、辛い、寂しい…」などの体感や感情のことなんでしょうね。
後悔しない生き方を
スピリチュアルでは『リトリーバル 』という、カウンセラーさんが亡くなった人と交信をするセッションがあります。
その時に、カウンセラーさんがよく聞く亡くなった人の言葉は、「生きている時にしとけばよかった」という後悔の念らしいです。
そうか… 亡くなった人たちの声は、生きている私たちに向けて、大事なメッセージを伝えてくれてるんですね…
命の長い短いを重視するのではなく、どう生きたか…そのことを大切に生きたいですね (^^♪
*ランキングに参加しました。よろしくお願いします^^