『50音マラソン』『や』~『優しさ』は誰のため…?~
今回から『50音マラソン』を再開し、『や行』に入ります。
や行は、『や・ゆ・よ』の3つのかな文字ですね。
ここまで来ると、そろそろゴールに近づいてきたなぁと感じています。
今までの私の傾向は、「あともうちょっと」というところで諦めてしまうことが多かったので、今回は最後まで焦らずゆっくりランニングしたいと思います。^^
その『優しさ』は相手のため?or自分のため?
誰しも、子供の頃から『人には優しくしなさい』と言われて育ったと思います。
それは、親だったり、学校だったり、そして社会全体だったりしたのではないでしょうか。
困っている人に温かい言葉をかけたり、手を差し伸べたりすることは、もちろん大切なことです。
でも、それが相手に対してだったらいいのですが、実は「自分対してではないか?」ということを振り返ってみることが大事みたいですね。
つまり、実は相手のことを思っているふりをしつつ、「今、こう言っとかないとマズいよな…」と自分を保身していないかということなんです。
こういうことって、大人になるほど思い当たらないでしょうか…?
私は、「そういえば、あるある」で、図星でしたけどね…(^^;
『触らぬ神に祟りなし』⁉
昔の事なんですが、私がOL時代、通勤途中で通りすがりの人に「チャックが開いてますよ」とさりげなく言われて、慌ててスカートのチャックを閉めた記憶があります。
- 見ず知らずの人に指摘された恥ずかしさ
- 知らずにとはいえ、醜態をたくさんの人にさらけ出していた恥ずかしさ
そんな気持ちが入り混じって、とにかく恥ずかしさで頭がいっぱいでした。
20代という若さもあったんでしょうね。笑
その時はわかりませんでしたが、今思えばその通りすがりの人の「優しさ」が分かるのです。
全く知らない人に「チャックが開いてますよ」と言うことは勇気がいります。
相手にどんな反応されるかわかりませんものね。
「ありがとう」と感謝されるかもしれないし、 怪訝な顔をされるかもしれない…
『さわらぬ神にたたりなし』みたいに、言わない人が多いのです。(私もそのタイプでしたけど^^;)
でもその事実は本人は分からないわけですから、気づいた人が言ってあげることが本当の「優しさかな」と思ったりします。
私に言ってくれた人は、そんなことをあれこれ考えずに、ただチャックが開いてるから知らせてくれただけかもしれません。笑
だとしたら、それが「優しさ」だと思うのです。人がどう思うか?なんて気にしてないんですから。
『優しさ』には『一時的』と『長期的』がある⁉
それと、とても参考になる話をされていた動画あって、そのことも書いてみたいと思います。
あなたは釣りをして、たくさんの魚が釣れました。
帰り道で、お腹を空かせて死にそうな人と出会いました。
そんな時どうしますか?
「たくさん釣れた魚を分け与える」ということが普通の優しさですが、それ以上に「魚を釣る方法を教えてあげること」が大事だと話されていました。
それに、こんな話も聞いたことがあります。
仕事で困っている人がいて、 A さんは「助けてあげよう」と言って手伝ってくれたそうです。
そして B さんは、手助けはしてくれなかったけど、仕事がスムーズにいくやり方を教えてくれたそうです。
どちらの人が「優しい」と思うでしょうか…?
その時は A さんのことを優しいと思ったでしょう。
でも、助けてもらうだけだったら、また同じケースにぶつかることもあります。
B さんの対応は、その時は「優しい」と感じられなかったかもしれませんが、また同じケースにぶち当たったら、対処方法を教えてもらってるので、乗り越えることができます。
どちらの人も「優しい」と思うのですが、A さんの場合は一時的に感じる優しさ、B さん の場合は、後になって分かる優しさなのかなと思います。
「自分に優しくする」とかもありますよね。自分に優しくできないと、「自己肯定感」が下がりますしね。
それから、「人に優しくする」というのは、周りの目を気にした行為になっていないか?ということが『目から鱗』でした。
それは、大人の世界では、よくあることですからね…
「優しさ」一つをとってみても、いかに私達は、周りの目を気にしながら行動しているのかわかります。自分の人生なのにね…
改めて、しっかり自分の軸を持って生きたいと思いました。(^^♪
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