春キャベツでドイツの保存食を作ってみました
今日も朝から雨が降って、冷たい一日となりました。
主人の話では、昨日は少し雪がちらついていたとか…
『三寒四温』と言いますが、その『寒』の部分が今かもしれませんね。
これを繰り返しながら、春に近づいていくのですね。
昨日は、生協で注文した『春キャベツ』が届いたので、『ザワークラウト』というものを初めて作ってみました。
「酸っぱいキャベツ」ということは前から知っていましたが、それは酢を使ったものだからと思っていました。
でも、調べてみると、『ザワークラウト』とはドイツの保存食らしく、いうなれば 「漬物」 という感じなのです。
酸っぱい酸味は、『酢』ではなく、『乳酸菌の発酵』によるものらしいです。
よく知られているところでは、ヨーグルトですよね。
それに、日本のぬか漬けも乳酸菌の発酵によるものなので、同じ部類と言えます。
ザワークラウトを作ってみようと思ったきっかけは、 主人が納豆を毎日食べていると、お腹の調子がいいと言っていたことからでした。
納豆は発酵食品の代表選手だから、体にいいとは分かっていましたが、それ以外の発酵食品を自分で手軽に作れないかなと思っていました。
そこで思いついたのが、ザワークラウトでした。
一番の決め手は、材料が『キャベツと塩だけ』というシンプルさです。笑
レシピを検索すると、ボールに千切りしたキャベツ入れ、塩でもみこみ、それを保存容器に入れて、一週間ぐらい置いておくというものでした。
まず、保存容器に熱湯をかけて、熱消毒をしました。
キャベツを洗うor洗わないの方法があったのですが、私は「洗わない」方を選択しました。
「洗わない」ということは農薬や汚れなどが気になり、ちょっと抵抗がありました。
でも、キャベツに付着している菌をいかすためには、洗わない方がいいらしいのです。
なのでいつもより多くキャベツの外側の葉を取り除きました。(5~6枚くらい)
ちなみに、取り除いた外葉のキャベツは、洗って無駄なく煮物に使いました。
そして、キャベツを千切りするのですが、 今回私は500g(1/2個ぐらい)を使いました。
ボールに千切りしたキャベツと、キャベツの重量の2%(10g)の塩をふりかけ、塩もみしました。
すると、キャベツから水分が出てきます。
それをそのまま(キャベツの水分ごと)保存容器に入れて、重しをしました。
この時一緒にスパイスを漬け込むのもいいらしく、私はローリエがあったので、それも一緒に漬け込みました。
レシピには、 キャラウェイシード、鷹の爪などもおすすめされていましたが、私は持っていなかったので使っていません。
それから重しとして、水を入れた容器をナイロン袋に入れ、代用しました。
ザワークラウトは、ソーセージや肉料理などの付け合わせとして使われているようですが、スープなどにも使えるということです。
生キャベツだとボールにたくさんだったのですが、このように漬け込んでしまうと極端に少なくなってしまって、食べるとすぐなくなりそうです。
今の時期だと一週間ぐらいで出来るようです。
なので、週末ぐらいには完成しているかなと思うのですが。
また結果をご報告しますね。
なにぶん初めて作ったので、どうなるかわかりませんが…笑
美味しくできていることを願って♪