今までの自分の殻を脱ぎ捨てる〜親の相続のこと〜
子供の頃は、「遊び仲間」として兄弟姉妹が多い方が楽しいものですが、大人になれば、そのことが厄介だったりしますよね。
それは、やっぱり「欲」が絡んでくるからだと思います。
私の年代になってくると、やはり相続関係の問題が出てくるんですよね…
現に、私の知人、友人からも、兄弟間のトラブルの話をよく耳にしていました。
私が、今ボチボチやってる「断捨離」は、こういった相続問題などにも生きてくるなと思っています。
断捨離は、単に物を処分するだけではなくて、そこにくっついている「執着」という感情も外すことになるのです。
そして、物を手放すことで、頭の思考もクリアになり、今の自分に何が必要かがわかってくるのです。
３年ぐらい前だったかな、やましたひでこさんの「断捨離塾」に入って一年間学ばせて頂きました。
お陰で、ずいぶんと物の処分が出来るようになりましたし、感情面でも同じように手放しやすくなったと思います。
それでもまだ執着がありますが、だいぶユルくなってきたなと感じています。
それから、現状にあまり振り回されなくなってきたというか…
これは、もちろん「断捨離」のお陰もありますが、それ以上に、スピリチュアルな方々の発信のお陰も大きいと感じています。
断捨離とスピリチュアル、この両方は、とっても深い繋がりを感じています。
断捨離できなければ、スピリチュアルな思想がしにくいと思いますし、言い換えれば、断捨離できると自然にスピリチュアルな世界が理解できるように思いました。
話が反れてしまいました。^^;
親の相続の話に戻します。
私の母は、認知症になる前、母の実家の財産分与のことで、私にグチっていました。
母の実家の兄が、親が保有していた土地を売り、それを兄弟姉妹がいるのに一人占めしたと…
「そのことを兄に誰も言わなかったの？」と聞くと、「あなたが言いなさいよ」と押し合いへし合いで、誰も言わなかったらしいのです…
皆がその悔しい思いを持ちつつ、顔では笑って兄と付き合っていたようでした。
母の親が亡くなってからと言いますから、60年くらいになるのでしょうね。
だから、年数に関係なく悔しい気持ちは消化できないのだと分かりました。
その時、キチンと皆で話し合いをして、納得できるようにしていたら、何十年も不満を持ち続けなくてよかったかもしれません…
この話を聞いて、私は母の二の舞いにはなりたくないと思いました。
兄とは、お互いに不満を残さないよう、キチンと話し合いをして、納得したいと思いました。
ウチは、兄がいるのに、私に婿養子を取ったという家系です。
あまり世間では見かけない、珍しい家系かもしれませんね。
それゆえ、私は争いが起こらないようにしてきました、不満があっても抑えて。
ですが、今は、父が亡くなり、母も施設に入り、現在は、親の相続をどうするかという段階になって来ています。
先日のことでした。
兄の連絡をきっかけに、「あっ、あのことを言ってみよ」とふと思ったんです。
前の私だったら、とても言えなかったことでした。
長くなるので書きませんが、私が障害者になったことで、当初、皆が思っていたことと事情が変わってきたのです…
「兄にメールでこんなこと書いたら、気を悪くさせるよな…」と思いましたが、「今このタイミングを逃したらまたチャンスがなくなる…」
そう感じて、思い切って書いてみました。
案の定、最初は不機嫌そうな返信で、その内容に、私の心臓は怒り気味にバクバクしました…^^;
「私だって、言いたいことがあるけど、それをさらけ出したら、まとまる話もまとまらなくなる。
ここは、感情より理論でいかないと。」
そう自分に言い聞かせて、淡々と対応しました。
すると、兄も態度がマイルドになって、実際会って話し合いをすることになりました。
今回の件は、そんなに負担に感じていなかった事なんですが、いずれハッキリしなければならないことです、早いか遅いかで通る道だから。
友達とのグループトークルームの退会といい、兄とのことといい、「あっ、今なら言える」と思ってトライしてみました。
これができたのも、何回か「清水の舞台から飛び降りる」ぐらいの勇気でやっていたから、免疫がついていたのかもしれませんね。^^;
スピリチュアルな人の動画で、「ワンバンジー ワンミラクル」と話されてて、「これ、すごくわかる〜」と共感しました。
ここで言うバンジーは、今までの自分の殻を脱ぎ捨てることだから、かなり勇気がいります。
でも、やってみると、新しい展開が起きてくるように感じました。
それが、「ワンミラクル」という意味かな？
そうして、違和感のフタを開けたのだから、気持ちがいいのです。^^
近々、兄と話し合いをします。
もう、フタを開けてるので、私の気持ちも軽くなっています。
たぶん、兄も。
自分から言えなかったことがあるようですしね。^^;
年始めから、勇気がいることが続いています。
これも慣れだなと思いましたね。
でも、きっと後々、良い結果に結びつく気がしています〜(^^♪
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