角質イボが消えた話~前編~
今回は、指にできた「角質イボが消えたこと」について書いてみたいと思います。
この体験談は、特別な『薬』を使って消えた話ではありません。
精神的なこと…です。
この話にご興味があれば、どうぞお付き合いくださいませ。(^^)
角質イボが消えてきた⁉
先週末より、2年ほど前から左手親指にできていた、直径2~3 mm くらいの盛り上がったデキモノ(イボと呼ぶことにします)が、ほぼ消えつつあります。
こう書くと、『眉唾物の話』と思われるかもしれませんが、私は今回で2度も経験しているので、単なる思い過ごしではなく、「今回もやっぱりそうだったんだ…」という気持ちなんです。
2年ほど前になりますが、突然ある日、左手親指の関節部分に『角質イボ』ができました。
「人差し指のが消えたとこなのに、また…?」
この角質イボは、前回の1度目は『右手人差し指』で、今回の2度目は『左手親指』にできたのです。
2度目にできた当時は、「次に乗り越える課題は何なの?」とため息をついていました。
最初(一度目)にできた『角質イボ』が消えた話
今からもう4~5年前になるのですが、右手人差し指の側面に、直径2~3ミリの、少しザラザラ感のある『角質イボ』ができました。
それが気になって、たまに爪で引っ掻いて角質を取ろうとしたけど、全くとれず…
指なので、つい目がいってしまい、気になってしまうんですよね…
リハビリの先生やケアマネさんにも見せながら、「歳を取るとこんなのができちゃって」と笑い話をしていました。
それを気にしながらも、2年ぐらいは特に何もせず放置していました。
ところが、2017年6月のある日、その角質イボが消えていることに気づいたのです…
ウソのように消えてしまったのですが、思い当たることはただ一つ、『勇気を振り絞って、 一つのことを成し遂げた後』のことでした。
それは、 愛犬が亡くなってからのことなのですが、ある方のサイトに、『ブログを通して助けられたこと、動物と向き合うこと』などを書き綴った私の長文が、その方のブログに記事としてアップされたことでした。
不安で怖くて投稿できなかった『軌跡文』
その方のブログで、愛犬の皮膚病を治す情報提供に助けられ、感謝のコメントを投稿したことから全てが始まりました。
それがきっかけで、私は自分から『愛犬と歩んだ軌跡を書きます」とコメントしてしまったのです…
ブログ主さんは、私の申し出に快く承諾してくださったのですが、後になって『なんということを宣言してしまったんだ…」と後悔しました。
もう『乗りかかった船』だし、私が書くことで、亡き愛犬の供養になる、それに救われる犬もいると思い、長文の『軌跡文』を書いたのです。
ですが、その方や、そこに集まる愛犬家の方もたくさんおられるので、「私の育て方が非難されるかも… 」と悪い方に自分を追い込み、『軌跡文』を投稿できずにいました。
「みんなに気に入られる育て方なんてないし、自分が育てたことを素直に書いたらいいじゃないか。それに賛同する人もあれば、否定する人もあるだろう。気にするな!」
そんなことを自分に言い聞かせてみたけれど、やっぱり否定されるのが怖かった…
その時の私は、『人の評価』をかなり気にしていたんですね。
『清水の舞台から飛び降りる』ができたのは…
今はこうしてブログを書いているので、『自分を表現する』ことにだいぶ慣れてきたと思います。
でも当時の私は、メール以外の文章を書いたことがなかったので、自分の文章が公開されるというのは、かなり精神的にハードルが高かった…
そして、『清水の舞台から飛び降りる』のではなく『飛び降れない』、つまり文章はできているのに、あと一歩の投稿ボタンが押せない状態が約一ヶ月も続いたのです…
ところがようやく、あと一歩の投稿ボタンが押せる時がやって来たのです。
それは、時々読んでいたブログの人が、「私はアスペルガーです」と勇気ある公表をされていたことでした。
自分の病気のことを話すのはとても勇気がいることなのに、 こんなふうにブログで公表されたことが衝撃的でした。
急に、『人の評価』を気にしていた自分が恥ずかしくなり 、彼女に背中を押された気になり、ようやく投稿ボタンが押せたのです。
最初の文章は自己満足⁉ それに気づいて有益な文章に書き直す
その後、愛犬ブログ主さんと問答を繰り返すうちに、私が最初に送った『軌跡文』は、単なる自己満足の文章でしかないと思えてきました。
たくさん集まる愛犬家の人達に、私がこのブログに助けられたことを書く方が、 数倍、役に立つと思い、文章を書き直して再び投稿することにしたのです。
というのは、「これは自分のブログではなく、人のブログ」なんだと。
それに私は、 ブログ主さんの『ブログの趣旨』を見失っていた…ということに気づいたのです。
そして2017年の6月、私の長文が愛犬ブログ主さんによって記事としてアップ してもらえました 。
達成感と言うか、何かをやり遂げた感がありました。
その数日後、ふと人差し指に目をやると、角質イボが消えていることに気づいたのです。
ずっと消えなかったのに …不思議だけど、とても嬉しかった 。
それが最初にできた角質イボが消えた体験談です。
そして2度目は、お察しされてるかも?と思いますが、先週の断捨離後から、これも不思議だけど親指にできていた角質イボが消えつつあるんです。
長くなったので、その辺のことを次回のブログに書いてみたいと思います。