虹の架け橋
今日は、晴れたり曇ったり…朝はマシだったけれど、午後からはムシ暑い一日となりました。
まだまだエアコンが手放せない日が続きそうな気配です。
私のブログタイトル画像にもなったエピソード
昨日から新しい月、9月が始まりました。
もう4~5年前の話になるのですが、「9月1日のことだった」と、はっきり覚えているエピソードがあります。
それは、いつも車で通りかかる道の頭上に、今まで見たことのない素晴らしい『虹』がかかっているのを見たことでした。
その虹は、一重ではなく二重になった、とても珍しい『ダブルレインボー』だったのです!
虹は、たとえ消えかかっていても、見かけただけで嬉しくてハッピーな気持ちになるものです。
ところが、はっきりくっきり、しかも二重という今だかつて見たことがない…本当に見事で大きな虹でした。
その時も確か夕方で、主人の運転で車を走らせていると、 大きなダブルレインボーが、フロントガラスに現れてきたのです。
もう感動の嵐で、こんな素晴らしい虹を自分達だけが見ているのはもったいない、今、どれだけの人が見ているだろうと思いながら…
選挙カーばりに「見事な虹が出てますよ~」と皆に知らせたい気持ちでいっぱいでした。笑
その道路は川沿いで、ほとんど民家はありませんでした。
道路の端には自転車ロードバイクの人が立ち止まって、その虹の写真を撮っているようでした。
こういう自然現象は、偶然に出合った時でしか得られない醍醐味ですよね。
見事な虹を見て、何の根拠もないけど、ふと『私は元気になれる』… そう思いました。
『虹は幸運のしるし』と言われているので、それが二重なのだから、『いいことが起きるに違いない』… そう信じて疑いませんでした。
実は、そんな理由で、私のブログ画像も『虹』を使っているのです。
自分と他者との『思いの温度差』に気づくこと…
2000年前後だったと思うのですが、連日テレビでは、『しし座流星群』が各地で観測できると話題になっていました。
確か次の大出現は、この人生では見ることができない程、先になると聞いたので、この二度とないチャンスを楽しみにしていたのです。
11月頃だったと思うんですが、 毛布にくるまって防寒対策をし、夜中12時くらいに空を見上げていた記憶があります。
約1時間ぐらい夜空を見上げていたと思うのですが、「プラネタリウムを見ているみたい」と、たくさんの流れ星を見ながら天体ショーを楽しみました。
それまでは、夜空を意識して見たことがなく、流れ星に出合うなんてことは、めったにありませんでしたから…
たくさんの流れ星に感動して、後日、2~3人の友人に、「しし座流星群、見た?」と訊いたら、「見ようと思ってたら寝てしまって」とか「忘れてた」という答えが返ってきたのです。
「ああ…もったいない、最初で最後のチャンスだったのに…」とその時は思っていました。
今になって思えば、本当に見たいなら、どうしたって見るんですよね…
「見られなかった」とか「忘れてた」というのは、 それほど興味がなかったということでしょうね。
「ああ…もったいない、チャンスだったのに…」という思いは、「自分の一方的な思いだったんだ」と今ならわかります。
両親にも「しし流星群、良かったよ~」と話したら、「電話してくれたらよかったのに」と言われてしまいました。
その時は、いやいや、花より団子タイプの両親だから、「 寒い夜空で天体観測するわけないでしょ」と思い込んでいました。
今から思えば、勝手に決めつけず、言ってあげたら良かったかな…と思います 。
見る、見ないは本人の自由なのだから。
私も人が言ったことや書かれたことを辿って行って、思わぬ幸運に巡り会えたことがあります。
どこでどう繋がるか分からないものですね。
自分にとっては何てことのないことでも、他者にとっては何かのキッカケになったり…
そんなふうに、このブログが皆さんの『虹の架け橋』となって、幸運に繋がることになればいいなと思っています(^^♪