ハートを飛ばした正月料理~母の施設へ持参したもの~
昨日は、三が日の最終日ということで、母の施設に行ってきました。
三人一緒に、お正月料理を食べようと思ったからです。
私は料理は好きですが、本格的なおせち料理というのは、今まで作ったことがなく…
よく考えてみたら、『もどき』とか『風』ばかりでしたね。^^;
私が子供の頃は、母が手作りしていたように思うのですが、お惣菜が売られるようになってからは、欲しい分を買ってお皿に盛り付けるだけでした。
ただお雑煮だけは、毎年作っていましたね。
『大皿料理』と『赤飯』を持参しました
まずは、『筑前煮』
ごぼう、金時人参、レンコン、こんにゃく、ちくわ、鶏肉、たけのこ、の7品を煮て、仕上げにブロッコリーを飾りました。
これは前日に作って、当日は温めて皿に盛るだけなので手軽です。
『黒豆煮』は、今回は『黒豆の水煮』を買いました。
そして、自分好みの味付けをしました。(こちらは31日に)
『ハート型の卵焼き』
今回、小さなチャレンジをした事は、卵焼きを『巻いたこと』です。
それまでは、卵をうまく巻けなくて、箸でグチャグチャとなたね状にしていました。
ですが今回は、ちょっといびつになりましたが、丁寧に巻いてみました。
健常な時の出来には劣ってしまうけど、「まずまずできたな」と自己満足しています。^^;
そして、ふと昔したことを思い出して、卵焼きを『ハート型』にしてみました。
お正月から料理にハートを飛ばすって、ステキだと思いませんか⁉笑
下の写真右のように、卵焼きを斜めに切って、片方だけをひっくり返して合わせるだけで、簡単に『ハート』が作れます。
ちなみにお皿も、『オープンハート』です。^^
写真を見て気づいたんですが、卵焼きの左右(before,after)が逆ですよね⁇
私、今は左手がメインになってるので、右利きの人と感覚が逆になっている時があるんです。
ちょっと余談ですが、以前リハビリの先生に、「右手を上げて」と言われた時、左手を上げたことがありました。^^;
そして、『赤飯』
これは、きちんと作ろうと思えば、とても手間がかかります…
何度か母が作るのを手伝ったのですが、一からだと、とても大変です。
小豆汁にもち米を一晩つけて、蒸し器で二度蒸しする…かなり時間がかかります。
なので私は、レトルトパウチの『赤飯の素』を使いました。
もち米に、水とそれを加え、炊飯器に入れるだけで赤飯ができるという簡単さ。
これも『もどき』や『風』かもしれませんが、もち米100%で炊いたから、モチモチして、結構おいしいんですよ。
できるだけ当日は大変な思いをしないよう、時間に余裕を持ちました。
『大変な思い』は、『イヤになる素』ですからね。
だから、分散させた方がいいと思うのです、また作りたいと思えるように…
当日、一番手間取ったのは『ハートの卵焼き』でした。
料理というのは、食べるのはすぐだけど、作るのは時間がかかりますよね。
なのに、なぜ作るんだろう…?
たぶん、人の笑顔を見たいからでしょうね…
おもしろエピソード
持って行った料理は、広い談話室で食べたのですが、母の様子を見た主人が「だいぶ(認知の具合が)進んでるな…」とつぶやきました。
それは私も感じていることだけど…
そうそう、面白いエピソードがありました!
何かの話題で私が話していたら、母から「あんた、ボケてるじゃないの~?」と笑いながら言われたんです~笑
それを聞いた主人は大爆笑、私も思わず母の発言に吹き出してしまいました。
母からしたら、私の記憶がおかしいと思ってるんでしょうね。^^;
認知症が治ってほしいなんて思わない…
ただ、施設で楽しく過ごしてくれていたら、それでいいのです…
昨日は、何人かの訪問者とすれ違いました。
お正月だし、やっぱり気になるんでしょうね… どうしてるんだろうと。
今回も、母の元気な様子に、安心しました(^^♪
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